かむいがいでん2009年08月28日 07時08分11秒

 そういえば、なんと映画公開に合わせて『カムイ外伝』の新作が発表されるとか。→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090825-00000027-oric-ent
 『カムイ外伝』については昔書いた文章があるんだけど……→http://www.asahi-net.or.jp/~ug5k-tki/comic/comic42.html
 映画版は、『カムイ外伝』唯一の悲恋ラブロマンス「スガルの島」編をベースにしている、というのはまあ、日本の観客層(笑)を考慮した場合非常に妥当な判断、といったところだが、このエピソードに対するアニメ版スタッフの貢献度はやはり一種の黒歴史的に扱われているように思う。マンガ評論本などでこの話をネタにしていたのを1回だけ目にしたくらいかなあ。
 上記の文章を書いた後、実家でロマンアルバムを読み返してみたんだけど、当時のスタッフの記憶による談話としては「白土三平さんからは簡単なメモは渡されたかもしれない」という程度の曖昧なもので、少なくとも、原作といえるものがないところで一からエピソードを作り上げたのはアニメ版スタッフの功績で、後から書かれた劇画版の「スガルの島」は(掲載誌らしいアダルト描写を除いては)かなり忠実にアニメ版に準拠していると思うんだけど……。
 ネット時代なので(笑)、一応もうちょっとだけ調べてみた。あまりあてにならないウィキペディア(笑)には「第21話から第26話のエピソードはアニメが先行しているが、これも白土の原作(アニメの時にはまだ漫画化していなかった)に基づく。漫画版は1982年に『カムイ外伝 第二部』内で「スガルの島」として発表。」との記述でさらっと流されてますね。
 たぶん、こちらのページの記述はロマンアルバムなどを参考に書かれているのではないかと思います。
http://homepage1.nifty.com/kumori-hibi/sirato-s2/shitsu-mon.html
 「人物設定など」というのは「原作」といっていいものかどうか……。
 因みに、作品としては、ヒロインの可憐さでアニメ版の勝ち、と、思っています(笑)。劇画タッチの白土三平の画風で描かれたヒロインはあんまりかわいくないので(笑)。悲恋ものなのにヒロインがかわいく見えない、というのは致命的な欠陥ではないかと(笑)。

べーたばん?2009年08月28日 07時30分13秒

 そういえば、mixiアプリの公開に合わせて、トップページの「β版」表記がなくなったmixiだが、さっそく「mixiアプリの不具合」の報告が……(笑)。
 いままでなかったmixiアプリを公開した、という状態こそが本来の意味での「β版」なのでは(笑)? 表記外さなくてもよかったんじゃあ……(笑)?

たいおうしじんき2009年08月28日 23時16分33秒

 今日は有休。朝から新幹線で上京。荷物を妻の実家に置かせてもらって、13時半開演の宝塚『太王四神記II』など観劇。いや、そんなに期待していなかったんだけど、思いのほか面白かった。『II』とついているけど、続編などではなく、チラシのタイトルをよく見るとちっちゃく(Ver.)の文字が(笑)。ということで、ストーリーは同じで昨年やった演目(こちらはチケットが取れず未見)の再演なので『II』とついている、ということらしい。ちょっと紛らわしい。さておき、ストーリーは「3時間でわかる『太王四神記』」とでもいおうか(笑)、ドラマ版をちゃんとフォローしている妻に言わせると、ドラマ版の主要なストーリーはほとんど組み込まれているとか。その分、めちゃくちゃ展開が早くてめまぐるしいんだけど(笑)、これはまあ、観ていて飽きる暇がない、とも言えるかも(笑)。演出、振り付けなどもなかなか凝っていた印象で、見応えはあった。『エリザベート』の小池修一郎の作なのだが、ポスターの雰囲気とかもかなり『エリザベート』っぽく仕立ててあるし、もしかして、『エリザベート』に続く定番化を狙っているのか?
 その後、銀座に出て、アップルストアでSnow Leopardを買ってみたり、妻にMacBookの実機をいじらせてみたり。実物をいじってみると、どうもポリカーボネートもアルミユニボディも2kgを超えていると「重い」とのこと。こうなると、MacBook Airしか選択肢がないんですけど(笑)。
 夕食は銀座の狭い路地に出店しているぴょんぴょん舎の冷麺。
 秋葉原に移動して、万惣で白桃パフェとフルーツパフェのデザート。いや、昨日が結婚8周年記念日であることをふたりともころっと忘れていたので(笑)、一日遅れのお祝い。いや、8年経つのもはやいねえ。