こんな夢を見た。2020年10月27日 18時40分30秒

こんな夢を見た。
無観客の演奏会のリハーサルに何を思ったか潜りこむ、といっても警備も何もなくするする中まで。ホールの脇、使う予定のないピアノの陰に隠れて一息ついているとソプラノの女性が来て練習を始める。見ていると瞬間移送?で男女がシームレスに入れ替わる趣向。これが無観客とは残念。

こんな夢を見た。
研修旅行で久しぶりの旅館。軽食にラーメンが出て皆食べようとしていると晴れた空にいきなりの稲光。窓の外の庭にすごい幅の稲妻。電光が大きすぎたのか庭の松の木に大きな火花がチラチラ残って葉先に宿る。不意にその火花が飛びたち集まる。鳥の形でヒュンと飛び回る。いい歓迎だ。

こんな夢を見た。
台風一過、所用で外出して戻るとマンションの駐車場の下の土が流されて大穴。停めてあったクルマはどこかに退避させてある。一度階段を上がるが、踊り場から振り返るとさっきまで無事だった自分のクルマの側も被害がある。降りてみると住民が大勢集まって大騒ぎ。これからどうなる?

こんな夢を見た。
目の前に白と黒の切り絵。コマ割りされてマンガになっている。見ていると切り絵がパタパタ切り替わってなんとなく動いている。階段や坂の多い町での子どもたちの日常だ。ある時その切り絵の白かった部分に色紙のような平板な色がついた。なるほど、カラー切り絵が普及し始めたのか。

こんな夢を見た。
なにかの映画の舞台を訪ねる旅。小学校の前にやや深い水路、すぐそばには急な石段と登った先には小さなお寺。訪ねるうち、自分は映画の主人公の男の子になって、その小学校に通いお寺で遊ぶ。そのうち、そのお寺のできた成り立ちの謎を解く。いっしょに旅に来てる妻に後で教えよう。

こんな夢を見た。
宇宙空間。彼方にキラッと光。ナレーションが語る。「相対的結末であった」。え? なんのこと? 相対論的、でも意味わかんないけど。視界には例の木馬みたいな機体。でもパーツがキツい原色でコレジャナイ感…

こんな夢を見た。
襖や障子をぶち抜いた日本家屋でなにかの集まりがあった。その会が終わり次のイベントが別の場所であるらしく人がいなくなる。気がついてみると何故か某小鬼さんと某中野さんと自分の3人だけががらんとした家屋に残っている。某中野さん、次のゲストだったはずだけど間に合うのか?

こんな夢を見た。
夢というか、一度目覚めて寝入ろうとしたら、まぶたの裏にえらくリアルな光景がいくつも浮かんでいる。ひとつひとつが目を覚ましている時に目に映るもののようにリアル。だけど、それぞれの間にモヤモヤした境界みたいなものがある。どれかに入っていくと、次の夢になるのかな?

こんな夢を見た。
テレビのニュースの音が聞こえて目を覚ます。窓の外は明るい。そろそろ起き出そう。…と思って二度寝。また目を覚ますと、今度は音もせず、外もまだ暗い。あれ、と思ってまた寝る…。何回目かに目を覚ました。あ、これが現実か!?

こんな夢を見た。
自分は夢の中にいない。その代わり、ガルパンのダイジェスト映像がえんえん脳内再生されている。二度寝しても同じ状態。三度寝しても同じ状態。自分の頭は、今夜は自分で考えて夢を見せるのを諦めたらしい。たまにはゆっくり休んでください。でも、なぜガルパン!?

こんな夢を見た。
おしりたんていはぼくだ。ぼくがおしりたんていだ。なにかじけんだ。なにかじけんがおこった。いらいだ。かいけつするんだ。
…解決する前に、目が覚めた。

こんな夢を見た。
今の両親を連れて母の実家に行く。久しぶりに見る親戚たちが続々集まってくる。法事?に出かけようというところでその家の伯父が急に倒れたとかで、やおら騒がしくなる。気がつくと歳の離れた従兄たちの顔もある。不意に父が自分の実家に荷物を置きに行きたいという。すごく遠いのに。

2019年11月に読んだ本2019年12月01日 12時22分29秒

 11月は先月と対照的にマンガなし、活字ばかり固めうちで読んだ。トピックは十二国記とジャーゲン。
 あと、Molly Zeroについて、キース・ロバーツの現在のエージェントさんと連絡がついて、ファンジン向けの版権交渉。翻訳とレイアウト作業もちょこちょこ進めてます。

11月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3234
ナイス数:209

のっけから失礼しますのっけから失礼します感想
★★★☆
宝塚の『エリザベート』を至高と断じ、花組版『ポーの一族』に酔いしれ、『重版出来!』に涙する、なんだか、うちの夫婦的に他人事と思えない話題の数々。一気読みする性質のものではないと思うので、いっぺん読んでは他のことをしつつ、ぽつぽつ読んだ。
読了日:11月04日 著者:三浦 しをん


たんぽぽのお酒 (1971年) (文学のおくりもの〈1〉)たんぽぽのお酒 (1971年) (文学のおくりもの〈1〉)感想
★★★
実は読んでなかった名作のひとつ(笑)。高校時代から、本屋で手に取ったりパラパラめくったりはしていたものじゃがのぉ(笑)。読んでみると、1928年のイリノイ州のひと夏を封じ込めた、まさに佳作。とはいえ、市電が廃止されてバスになるとか、古いアーケード(ゲームセンター)が老朽化で廃業したり、日本でいえば昭和30-40年代くらいの子ども時代を想起させる。マイマイ新子のような作品とも通底する要素があるように思った。
読了日:11月04日 著者:レイ・ブラッドベリ


歯をみがいてはいけません! (講談社青い鳥文庫)歯をみがいてはいけません! (講談社青い鳥文庫)感想
★★☆
横田順彌の追悼展で配布されていた著書の最後から4冊目。まあ、こういう機会がなければ存在も知らなかった児童書で、しかもシリーズ3冊目だったりするが、1ページに2回くらいダジャレが出てくるあたりはいかにも(笑)。実はさらりと並行世界SF。
読了日:11月08日 著者:横田 順彌


白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★☆
読み始めてしまえば、時間の関係で一晩は越したものの、ほぼ一気読み。焦らしに焦らした前巻までから、今巻では話が動き出し、その過程で、各登場人物の内面がそれぞれに抉り出される。
読了日:11月11日 著者:小野 不由美

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★☆
光が見えてきたか、と思ったら、一転、何という容赦のない展開…。ギリギリまでどうなるのかと思ったら、何という怒涛の展開…。そして、この物語は民の生活に始まって、民の生活で幕を下ろした。あと、ラスト1行は…いわゆるナレ…。
読了日:11月13日 著者:小野 不由美


やかまし村の子どもたち (リンドグレーン・コレクション)やかまし村の子どもたち (リンドグレーン・コレクション)感想
★★★★
ピッピと同じ新訳のリンドグレーン・コレクションからのやかまし村。オリジナル版のイラストが使われてるのも同じ。ピッピとは対照的に普通の子どもたちの楽しそうな日常がいかにも楽しそうに描かれる。シリーズの初めの2作は原作者の脚本・監修のもとにラッセ・ハルストレム監督が映画にもしている。録画してあったのを思い出して観てみたけど、これがまたいい!
読了日:11月17日 著者:アストリッド リンドグレーン


ゆき、まだかなあゆき、まだかなあ感想
★★★
かあいらしい絵本。これからの季節向き?
読了日:11月17日 著者:マーシャ・ダイアン アーノルド


みならいサンタみならいサンタ感想
★★★☆
サンタ見習いの女の子の研修明け?の初仕事。いや、かあいらしいすなあ。
読了日:11月17日 著者:そのだ えり
薫風のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート 3 (光文社キャラクター文庫)薫風のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート 3 (光文社キャラクター文庫)感想
★★☆
1冊目は日常の謎ミステリとしてそれなりだったけど、2、3冊目はミステリ分だいぶ控えめなラブコメ。キャラクター小説としては楽しめた。
読了日:11月18日 著者:福田 和代


紙の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)紙の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)感想
★★☆
魔術師見習いの少女が、折り紙をモチーフにした紙の魔術師の修行を始める、という導入部から、予想しない方向に物語が進む。まあ、ちょっと好み分かれるかな。映画化予定らしいけど、確かに映像向けかも。
読了日:11月23日 著者:チャーリー・N・ホームバーグ


せなか町から、ずっと (福音館創作童話シリーズ)せなか町から、ずっと (福音館創作童話シリーズ)感想
★★★
超巨大な魚?のせなかに、そこを島だと思った人間たちが町を作った。登場人物の男の子のひとりが毎朝牛乳配達しているのを読んで、毎朝、晴れの日も雨の日も雪の日も豪雪の日も新聞配達をしていた頃のことをちょっと思い出した。童話としてはまあ、お行儀がよいというか、いささかできすぎ感もあるものの、イラストとのカップリングがなかなか。
読了日:11月26日 著者:斉藤 倫
ジャーゲン (マニュエル伝)ジャーゲン (マニュエル伝)感想
★★★★
しがない質屋のジャーゲンが悪魔に隠された妻を探す旅に出てみると、いろいろなものに出会い、若がえり、さまざまな美女たちに愛されながら、地獄から天国まで遍歴を続ける。1918年に書かれたとのことだが、時間SF的な展開とか、登場人物が作者との関係を、被造物が造物主との関係を自覚するようなメタ構造とか、インフレーション宇宙を思わせるようなヴィジョンまで、驚きのアイデアがこれでもかと出てくる。それにしても、中盤から重要な?役割をする「呪文」(笑)。「呪文」最高(笑)。
読了日:11月29日 著者:J.B.キャベル

読書メーター

2019年10月に読んだ本2019年11月01日 20時00分34秒

 10月はなんだかマンガを固めうちで読んだ。『彼方のアストラ』は原作マンガもこれまで読まず、アニメも観ないままだったので、予備知識なしで存分に楽しめた。これは確かに一気読み向き。
 あと、吾妻ひでおご逝去の報に、手塚治虫以来の落涙。自分のコアを形成しているのは、今でもこの二人のマンガ家なんだなあ、ということを改めて実感した。

10月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3343
ナイス数:255

エセルとアーネスト■エセルとアーネスト感想
★★★★
映画を観てきたので原作も読んでみた。絵本というよりマンガに近いレイアウトで、映画版はおおむね原作のストーリーをきちんと映像化している。動きをともなう演出で味わいが増しているシーンもありつつ、止め絵のつながりの方が余韻が残るシーンもあり。つまり、どっちもよい。内容的には『このロンドンの片隅に』でもありつつ、結婚からの二人の生涯を描き切った秀作。
読了日:10月06日 著者:レイモンド ブリッグズ


美術館へ行こう: ときどきおやつ■美術館へ行こう: ときどきおやつ感想
★★★☆
ちょっと小さい/ちょっと変わった美術館をめぐるガイドブック。ベルナール・ビュフェ美術館はちょっと前に原田知世のon-docでいったことがあるけど、不思議な空間だったっけ。場所も美術館の趣旨もまちまちながら、著者の訪ねる美術館はそういう空気感が感じられる、という点で共通してるのかも。あらためて、中谷宇吉郎の記念館は行ってみたくなった。それ以外もあちこち、機会があれば。
読了日:10月10日 著者:伊藤まさこ


くわた屋食堂 (バーズコミックス)■くわた屋食堂 (バーズコミックス)感想
★★★★ひとつひとつはOL女子の料理をめぐるほんわか日常スケッチ、メインのキャラが徐々に知り合いになっていく過程もほっこり。最後はピクニックでゆるやかにつながってたキャラが集合して大団円。そんな中、中学時代はつながりのなかった二人が焼き鳥の縁で友だちになって、久しぶりに故郷の街を訪ねるエピソードで、なんだかじんわりしてしまったのは何故だか自分でもわからない。
読了日:10月12日 著者:桑田 乃梨子


パラドックス・メン (竹書房文庫)■パラドックス・メン (竹書房文庫)感想
★★★★
なるほど、ワイド・スクリーン・バロックという言葉の定義の元になった、ということが120%納得できる快作。最新の科学知識に照らして怪しい点も(特にラストに関わる旧人類のあれこれとか)、まあ、気にしなくて大丈夫というか、機にする必要はない。ベスターとの比較では、ディティールをいくらでも書き込めそうなところがさらっと流されてるのがもったいないといえばもったいない。
読了日:10月13日 著者:チャールズ・L. ハーネス


こっちむいて!みい子 ベストセレクション まるごとみい子! (ちゃおコミックス)■こっちむいて!みい子 ベストセレクション まるごとみい子! (ちゃおコミックス)感想
★★★★
かつて時間帯移動前のテレビ朝日女児向け枠で、一年だけ講談社なかよしではなく小学館ちゃお(他)原作の年があって、しかも、みっつの作品をショートアニメで見せる『みいファぷー』という企画だった。そのうち『みい』がこの『こっちむいて! みい子』。そのアニメを観なければ知らなかった作品だが、アニメの各エピソードが毎回ツボで、気に入っていた。わざわざコミックスを買うまではしてなかったので、こういう企画はうれしい。セレクトもよくて、けっこうじわじわ目頭熱くして読んだ。シリーズ入門編として最高!
読了日:10月14日 著者:おの えりこ


相方システム~学園が選んだ運命の女の子~1 (Lilie comics)■相方システム~学園が選んだ運命の女の子~1 (Lilie comics)感想
★★★★
『マリア様がみてる』の姉妹(スール)は自分たちで相手を選ぶが、こちらは毎年のマッチングテストの結果から1年間の「相方」を選ぶ、というシステム。2年生で前年度「相方」だった二人が、それぞれに1年生の新しい「相方」と出会うところから始まるアレとかコレとか。いや、これは流石の袴田めら品質。
読了日:10月14日 著者:袴田めら
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)■白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★
この作中での国の荒廃の仕方を読むと、まるで今のどこかの国の姿を見せつけられているかのような底冷えする気分になる。それにしても、こういう国のありようは、前作が描かれた時にはどの程度構想されていたのか、もともと予見的だったのか、今までかかって書いたからこそこういった描かれ方になったのか、は、ちょっと気になる。
読了日:10月15日 著者:小野 不由美


白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)■白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★
ああっ、そうくるか!? という展開の連続。そして、ここで引き!? そして糸を引いてるのはやはりあの人物なのか? やはり摂理の発動は意図的に止められていたのか? この配置で動き始めると状況はどう転がるのか? 待て、次巻!
読了日:10月18日 著者:小野 不由美


彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックス)■彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックス)感想
★★★☆
いや、映画だと『インターステラー』にも『アド・アストラ』にも、なんかモヤモヤ感がある訳ですよ。映像の作りはすごいんだけど(どっちかといえば『アド・アストラ』推し)。このマンガの方がそのあたりの惑星間、恒星間航行を前提とした設定の作りに納得感。そして冒頭からギャグ連発の主人公たちがいい。
読了日:10月19日 著者:篠原 健太


彼方のアストラ 2 (ジャンプコミックス)■彼方のアストラ 2 (ジャンプコミックス)感想
★★★☆
惑星ごとの生態系の違いが、ストーリーとうまくかみ合っていい感じ。あと、パルプマガジン風の口絵もいいすなあ。
読了日:10月19日 著者:篠原 健太


彼方のアストラ 3 (ジャンプコミックス)■彼方のアストラ 3 (ジャンプコミックス)感想
★★★★
こ、このキャラクターの設定……これはやはり、11人いる、ならぬ9人いる!?
読了日:10月19日 著者:篠原 健太


彼方のアストラ 4 (ジャンプコミックス)■彼方のアストラ 4 (ジャンプコミックス)感想
★★★★☆
前巻から今巻にかけては『インターステラー』要素がちらほら、そして、他の巻より少なめのページ数の中でどんでん返し連発。そうだよねえ、たしかに、とある言葉、今まで出てきてなかったよ。あーびっくりした。そして、たしかに話はここで切らないとね。
読了日:10月19日 著者:篠原 健太


彼方のアストラ 5 (ジャンプコミックス)■彼方のアストラ 5 (ジャンプコミックス)感想
★★★★☆
これまでの伏線がきちんと回収されつつ、あのマンガとかあの小説を彷彿とさせる主人公たちの葛藤にも一人一人決着をつけつつ、宇宙SFとしての最大の謎解きも上手くハマって、ラストはさわやか。なるほどこれは極上のジュブナイルSFマンガ! 大団円!!
読了日:10月19日 著者:篠原 健太


不条理日記 完全版■不条理日記 完全版感想
★★★★★
これへの書き下ろしが遺作になってしまうとは…。こうして集められてみると、吾妻ひでおのSF愛がパロディとオリジナル作品で、一方で日常もセルフパロディに、それらが渾然一体となって、いいセレクト。吾妻ひでおがいなければ、自分はこんな人になってなかったのは間違いない。RIP
読了日:10月22日 著者:吾妻ひでお

読書メーター

2019年9月に読んだ本2019年10月01日 18時47分17秒

 今月は、なんだか勢いがついてしまって『Molly Zero』の第3章の訳し読みを進めていて、普通の本が少なめ。まあ、こんなこともあるさ(笑)。
 あ、長いファンダム歴ではじめて京都SFフェスティバルの合宿企画を申請しました。参加される方はよしなに。

9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1221
ナイス数:72

未来の科学者との対話17-第17回 神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 受賞作品集-■未来の科学者との対話17-第17回 神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 受賞作品集-感想
★★★★
図書館の新刊で見かけなければこういう本が出ていることを知らなかったけど、中にジュニア農芸化学会で見たことあるテーマもあったので読んでみた。限られた環境で身近なテーマに取り組む高校生たちに胸が熱くなる。
と、思って読んでいたら、本巻の収録内容じゃないけど、2015年くらいにジュニア農芸化学会で発表していた(その同じ高校の後継研究は本巻にも収録されている)JK(当時)が、今はJDとなって海洋微生物の研究をしていることをひょんなことからtwitterで知ってびっくり。ジュニア〜では(残念ながら)賞取れてなかったけど、実は同じ研究で文部科学大臣賞をとってたとか。そっちの方がすごいし、大学でもやりたい研究に進めているようでなにより。
読了日:09月07日 著者:


ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)■ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)感想
★★★★
今回のネタは児童虐待の問題。しかしなるほど、序盤の大学の講義を伏線に、マンガで◯◯トリックが成立するとは。同じような手法でそのトリックを描いたマンガが他にもあったのは覚えてるんだけど、すぐに思い出せない……。
読了日:09月12日 著者:田村 由美


幻魔大戦 Rebirth (10) (少年サンデーコミックススペシャル)■幻魔大戦 Rebirth (10) (少年サンデーコミックススペシャル)感想
★★★☆
そろそろまとめに入りつつあり。あのキャラの正体、彼だった!?
読了日:09月16日 著者:


連続テレビ小説なつぞら コンプリートファンブック (ぴあ MOOK)■連続テレビ小説なつぞら コンプリートファンブック (ぴあ MOOK)感想
★★★★
かゆいところに手が届くムック。本編の中に出てきた当時っぽい演劇とかのポスター、数々のアニメ作品のポスターやセル画、絵コンテ、原画などなど、刈谷さんが脚本の表紙に提供したというカラーイラストがたっぷりカラーで楽しめ、短いけれどドラマから入るファンにも、アニメの方にフォーカスするファンにも納得のインタビュー、寄稿の数々。アニメ資料数はアニメスタイルさんにおまかせするにしても、これは大いに「買い」。いや、買ってよかった。
読了日:09月22日 著者:


本にまつわる世界のことば■本にまつわる世界のことば感想
★★★★
『翻訳できない世界のことば』の翻訳から始まって、気がついたらタイトルの語感以外は各個独立の内容の不思議なシリーズとなりつつある創元社の「世界を旅するイラストブック」シリーズ。最新刊は久しぶりに「積読」も出てくる本にまつわる言葉を扱っているが、世界の言葉をネタだしするために7人の著者を集め、好き勝手にその言葉について小話やエッセイを書いてもらう、という不思議な一冊。けっこう楽しく読めるので、これは企画の勝利かも。
読了日:09月23日 著者:温 又柔,斎藤 真理子,中村 菜穂,藤井 光,藤野 可織,松田 青子,宮下 遼


彼女の世界 (リュウコミックス)■彼女の世界 (リュウコミックス)感想
★★★★
わりとガチ百合だった(笑)。袴田めら作品は登場人物の心理的な立ち位置がくるっと逆転するあたりが読みどころ。自分はピュア百合アンソロジー「ひらり、」でファンになったんだけど、こちらはなんと「リュウ」(笑)。しかし、未読のコミックスをKindle版で読むのってこれが初めてかな。
読了日:09月24日 著者:袴田 めら


日本SF誕生―空想と科学の作家たち■日本SF誕生―空想と科学の作家たち感想
★★★★
第一世代のSF作家がデビューする前からのさまざまな交友録。コンパクトな文章の中に博覧強記ぶりが垣間見え、登場する作家たちの言行赤裸々さも含め、楽しい読み物になっていつつ、国際SFシンポジウムの運営裏話を含めた記録にもなっている労作。
読了日:09月24日 著者:豊田有恒


「なつぞら」のアニメーション資料集[オープニングタイトル編](小冊子)■「なつぞら」のアニメーション資料集[オープニングタイトル編](小冊子)感想
★★★★☆
『なつぞら』のOPアニメの絵コンテ、設定資料、イメージボード、レイアウト、背景、それに脚本用の表紙イラストがよぶんな説明なしでがんがん収録されている。かりやさんの絵の力ががんがん伝わってきて、すごくいい。
読了日:09月26日 著者:

読書メーター

2019年3月に読んだ本2019年04月02日 07時08分23秒

 一つ前のエントリの通り(笑)、なぜか今頃、キース・ロバーツの『Molly Zero』を読み始めてしまったので、日本語の本はややペースダウン?
 それにしても、可憐な少女がヒロインのディストピアSFにまで、古今の英国文学の素養が求められるロバーツ、恐るべし…。セミコロンを多用したりする独特の文体にはだいぶ慣れてきました。

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1666
ナイス数:79

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)■82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)感想
★★★
いやまあ、日本も同じようなことあるよねえ…
読了日:03月06日 著者:チョ・ナムジュ


百人一首 (コミックストーリー わたしたちの古典)■百人一首 (コミックストーリー わたしたちの古典)感想
★★★★
図書館で借りて感銘を受けたので、amazonに在庫があったのを注文してみた。こちらは新装版で、表紙イラストが違う他、届いて驚いたことに、判型がB5でソフトカバー。大きくなった分、カラーページの彩色やペンタッチの細かいところがわかるようになっているので、千明初美ファンが手に入れるなら新装版をオススメしたい。1998年が新装版初刷、手元に来たのは2011年の第11刷。長く読み継がれているのがわかる。実際、入門者から中級者までにオススメできる名著だと思う。
読了日:03月09日 著者:千明 初美,柳川 創造


騎士とドラゴン■騎士とドラゴン感想
★★★
騎士はドラゴンと戦うものだ、ドラゴンは騎士と戦うものだ、お互いそう思っているが、実際に戦ったことのない騎士とドラゴン、まずしたことは、図書室(もしくはほらあなの蔵書)で戦い方を学ぶこと。次に鎧や武器など(怖い顔の仕方、火の吐き方など)戦いの準備、さらに模擬戦闘を繰り返す。さてさて、ついに始まった戦いの結末は!? 図書館の入口のオススメ絵本、これはかわいらしくて当たり。
読了日:03月09日 著者:トミー・デ パオラ


鳥籠の小娘■鳥籠の小娘感想
★★★★
宇野亜喜良の妖しい表紙に惹かれて手に取った。ちょっとダークでビターなお伽話。娘の作る鳥籠は鳥を閉じ込めるものではない。娘もまた、身も心も自由だったのだが、魔物に唆されて、鳥籠に価値を見出してしまった人々の欲望が少しずつエスカレートし、世界の歯車が狂い始める。娘をタイトルにある「小娘」と扱うものは何者か? いろいろなものが読者の解釈に委ねられる。
読了日:03月09日 著者:千早 茜


アリーテ姫の冒険■アリーテ姫の冒険感想
★★★
「かしこい」お姫様はお嫁に行けない? かしこくない王子様の手に負えないから!? でも、そもそもそんなつまらない王子様のお嫁さんになる必要なんてあるのか。ということで、三つの願いとか三つの試練とか、王子様が魔法で蛙に、などなど、お伽噺的要素は登場させつつも、ことごとくお伽噺の定型から外していき、男中心のお伽噺世界を「かしこさ」で乗り切っていくアリーテ姫が痛快。余談ながら、片渕監督のアニメ映画版も、キャラクターやシチュエーションはけっこう枠組みとしてちゃんと取り込んでいたんだなあ。
読了日:03月10日 著者:ダイアナ コールス


生まれ変わり (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)■生まれ変わり (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
★★★★★
ケン・リュウ短編集第3弾。描かれる近未来世界の情勢があまりに「今」過ぎて、つい執筆年代を確認してしまう。時代がケン・リュウに追いついてしまったのかも、と思うとちょっと複雑な気分も。あと、描かれた世界の片隅で起こっていることを、科学・技術的な事象から、歴史・文化・文明への探求・考察まで、時にはそれらの負の側面や、避けがたい民族対立や差別感情まで含め、思想的にニュートラルに提示して、読者に委ねることで余韻を感じさせるというケン・リュウの作風はナショナルジオグラフィック的なスタンスを内包しているのかもしれない。
読了日:03月18日 著者:ケン リュウ


その正体は何だ!? じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説■その正体は何だ!? じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説感想
★★★★
Twitterではずっと読んでいたが、この長さ(短さ)でもアイデアとオチを盛り込んで「小説」が書ける驚き。これは第2集になるが、8冊あれば1001を超えるのか!?
読了日:03月26日 著者:北野勇作


幻魔大戦 Rebirth (9) (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)■幻魔大戦 Rebirth (9) (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)感想
★★★
表紙の通り、ドク・タイガー大活躍? それはともかく、ベアトリスの釵の由来が語られる新幻魔大戦序盤の再現シーンには目頭が熱くなった。何もかもみな懐かしい。
読了日:03月27日 著者:


35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか■35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか感想
★★★★
タイトルだけは有名だけど、原典をちゃんと読んでいる人は少ない、科学の歴史上の名著の内容を面白おかしく紹介する好著。教科書的な知識や、現代の視点からの思い込みで、たぶんそういう内容? と思っているのとけっこう違うのが興味深く、楽しく読めた。二重らせん以外は読んでないものばかりだけど、ちょっと読んでみたくなる。
読了日:03月31日 著者:小山 慶太

読書メーター

2018年12月に読んだ本2019年01月03日 21時10分54秒

12月はなんだか久しぶりにマンガをたくさん買い込んで(といってもほとんどが『究極超人あ〜る』(笑))読んだ。マンガ除くとそんなに多くないかな(笑)。

12月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3092
ナイス数:143

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)■ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)感想
★★★☆
一話完結のシリーズ初期に戻った感じの短編集。母の期待に添えなかった息子の話は、教育や教養は無駄にならない、という読み方もできるかも。ラストの話は、同じ出来事が受け取る人の取り方次第で運にも不運にもなりうる、という話。元シリーズの本筋に決着がついたので、こういうテイストの短編集で細く長く続いてほしい。
読了日:12月01日 著者:三上 延


掟上今日子の乗車券■掟上今日子の乗車券感想
★★★
忘却探偵という不可能犯罪ならぬ不可能探偵の設定を使ってミステリのサブジャンルをメタ的に解体するシリーズだが、今回は探偵が行くところ事件あり、というミステリへのよくあるツッコミを逆手にとった。リアリティはいつも以上に皆無だし謎解きもかなり無理筋な気もするけど、むしろそういうものとして(今日子さんの脳力がチートすぎた前作より)楽しめた。
読了日:12月05日 著者:西尾 維新


蕗子の春 (1977年) (りぼんマスコットコミックス―千明初美傑作集)■蕗子の春 (1977年) (りぼんマスコットコミックス―千明初美傑作集)感想
★★★☆
段ボールにしまいこまれていたのを発掘。デビュー当初の絵柄には水野英子っぽさも多少感じられるが、やや少年マンガ的なくっきりした線で描かれる丸っこくかわいらしい画風は初期から確立されている。収録作中「ちひろのお城」が高野文子編の作品集に選ばれているが、これは確かに画風、作風を一作で代表していると言えそうな傑作短編。カラー再現で読んでみたい。
読了日:12月08日 著者:千明 初美


いちじくの恋(リボンマスコットコミックス) (千明初美傑作集2)■いちじくの恋(リボンマスコットコミックス) (千明初美傑作集2)感想
★★★★
自分がりぼんで読んだ短編が主に収録されている傑作集2。「いちじくの恋」とその続編の「七夕」はやはり別格なんだけど、高野文子編の作品集の作品ガイドによると同じ二人の小学生時代を描いた短編があと2編あったようだ。高野文子編の作品集には「いちじくの恋」が採られている。やはりこれは外せない作品。
あと、書誌情報が出てこないので傑作集3『バイエルの調べ』の感想も。今読むとコマやキャラクターが小さいので、短編一つにコミックス1冊分以上の情報が盛り込まれている。もはや成熟期という印象で、どれも読み応えあり。
読了日:12月08日 著者:千明 初美


変愛小説集 日本作家編■変愛小説集 日本作家編感想
★★★★
訳あって本家の方の変愛小説集より先にこちらを読了。それぞれに変な短編のバリエーション豊かな博覧会。それにしても編者の岸本佐知子センセイ、日本語の小説を「訳してぇ」って、ああた…(笑)。
読了日:12月14日 著者:川上 弘美,多和田 葉子,本谷 有希子,村田 沙耶香,木下 古栗,小池 昌代,星野 智幸,津島 佑子,吉田 知子,深堀 骨,安藤 桃子,吉田 篤弘


海街diary 9 行ってくる (フラワーコミックス)■海街diary 9 行ってくる (フラワーコミックス)感想
★★★★★
ついに完結。このキャリアでもまだ画風、作風が変わり続けながら、根っこの部分は30年前から通底する、吉田秋生の最高傑作が新たに誕生した。楽園シリーズをヘビーローテーションしていた高校生の頃の自分に読ませてあげたくなった。
読了日:12月17日 著者:吉田 秋生


乙嫁語り 11巻 (ハルタコミックス)■乙嫁語り 11巻 (ハルタコミックス)感想
★★★★
ついに11巻、別巻込みの『エマ』の10巻を超え、質量ともに森薫の最長の長編にして、最強のリビドー発現マンガとなった。これから、これまでに登場した人々が旅の先々で再登場して物語が収束していくのかもしれないが、もしかして、ここまでと同じ巻数を要したりして。それならそれでうれしいが(笑)。
読了日:12月17日 著者:森 薫


究極超人あ~る6通常版 (ビッグコミックススペシャル)■究極超人あ~る6通常版 (ビッグコミックススペシャル)感想
★★★★
BOXの下が手に入らなかったので通常版を待っていた。夏休み旅行の後半から幽霊の正体がわかるまで。なしくずしに光画部部員になって意外とまんざらでもない鰯水、そのキャラクターや数々の特殊能力(笑)もともと光画部向きだったといえる(笑)。
読了日:12月17日 著者:ゆうき まさみ


究極超人あ~る7通常版 (ビッグコミックススペシャル)■究極超人あ~る7通常版 (ビッグコミックススペシャル)感想
★★★★☆光画部新部長も、新生徒会長も、新生徒会もいい味出している。そして一番光画部員らしい活動を始める鰯水(笑)。
読了日:12月17日 著者:ゆうき まさみ


アヴァロンの銃 (1980年) (ハヤカワ文庫―SF 真世界シリーズ〈2〉)■アヴァロンの銃 (1980年) (ハヤカワ文庫―SF 真世界シリーズ〈2〉)感想
★★★☆
アンバーシリーズ第2弾。アンバーの王位奪還を目指すコーウィンが影の世界を暗躍してついに帰還を果たすものの、自らが解き放った呪いの影響でアンバーそのものが危機に陥る。ラストの怒涛の展開で次に続く。次は手元にないので古本屋を探さねば。
読了日:12月22日 著者:ロジャー・ゼラズニイ


究極超人あ~る8通常版 (ビッグコミックススペシャル)■究極超人あ~る8通常版 (ビッグコミックススペシャル)感想
★★★★★
この巻あたりはキャラクター、ギャグが本当に神がかっていて、これは本当に、この時期のゆうきまさみにしか描けなかった作品だと思う。性格や思惑がぜんぜん違う人物たちの群像劇、という点では『パトレイバー』にも通じるところがあるけど、そういう作風はここで培われたのだと思う。後の作品でこれに近い味わいがもっとも出ているのは『じゃじゃ馬〜』ではなかろうか。
読了日:12月24日 著者:ゆうき まさみ


究極超人あ~る9通常版 (ビッグコミックススペシャル)■究極超人あ~る9通常版 (ビッグコミックススペシャル)感想
★★★★☆
とうとう最終巻。いくらでも続けられそうだけど、とりあえず〆る、というあたりも『じゃじゃ馬〜』に近いテイスト。そういえば書き忘れてたけど、イメージアルバムの暴走ぶりもすごかった。単にイメージソングを集める作りが多かった業界に、マンガではなく音楽・声優の芸で原作マンガのテイストを再現する、というフォーマットを確立したのはこのイメージアルバム3作だったのではなかろうか。もしかすると、現在主流になっているアニメ作品のラジオ、CDドラマの源流にもなったりしてはいないか。なんてことも思ってみた。
読了日:12月24日 著者:ゆうき まさみ


究極超人あ~る10通常版 (ビッグコミックススペシャル)■究極超人あ~る10通常版 (ビッグコミックススペシャル)感想
★★★★
BOXの下巻として入手できなかったので、他の巻の通常版が出るまで買うのを控えていた。口絵は1990年代前半に作られたOVAのクライマックスシーンなので、「原作の年代までそのままのゆるい続き、というあのOVAもこの10巻と同じ世界という位置付けだろう(最近はアニメ聖地巡礼のはしり、などとも言われているとか)。1987年を舞台に、画風の違いは感じるものの、懐かしい作風・味わいがお祭り的に復活しているのがうれしい。まあ、続きは描かれてもいいし描かれなくても満足だ。久しぶりにいい夢見せてもらいました。
読了日:12月24日 著者:ゆうき まさみ


ユニコーンの徴 (1980年) (ハヤカワ文庫―SF 真世界シリーズ〈3〉)■ユニコーンの徴 (1980年) (ハヤカワ文庫―SF 真世界シリーズ〈3〉)感想
★★★★
前の2巻で起こっていた事件の背景が明かされ、いろいろと急展開。そしてここで続いちゃうのか!?
読了日:12月31日 著者:ロジャー・ゼラズニイ

読書メーター

2018年11月に読んだ本2018年12月01日 01時58分37秒

11月は任期が今年までの日本ビール大会(違)の実行委員の仕事の本番とか反省会とか出張が多く、ちょっと少なめ。

11月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2845
ナイス数:186

花だより みをつくし料理帖 特別巻■花だより みをつくし料理帖 特別巻感想
★★★
それぞれの登場人物のその後を描く後日談。前半、ほんわかしてるかと思ったら、二人のヒロインのその後を描いた後半はわりあい重い過去や現在を描いていかにもこのシリーズらしい。まあ、ハッピーエンドでよかった。
読了日:11月02日 著者:髙田郁


師弟の祈り 僕僕先生: 旅路の果てに■師弟の祈り 僕僕先生: 旅路の果てに感想
★★★
え? あの番外編って、そういう話だったの!? というのが本巻最大の驚き。とにかく登場人物多すぎて入り組み過ぎたわりにラストは駆け足すぎた気が…。件の番外編がわりあい好きだっただけに、思ってたのと違う種明かしにもやもや。僕僕先生と王弁くんの旅が形を変えて世代を超えて受け継がれていく、という感じの方がよかった気がするかなあ。
読了日:11月05日 著者:仁木 英之


日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで■日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで感想
★★★★☆
ボルドー大との甲州プロジェクトの存在は知っていたが、日本側の動きが詳細にわかる。並行して進められていたメルシャンと故富永博士のプロジェクトをメルシャン側から描いている『甲州のアロマ』と対になるべき本だと思った。
読了日:11月09日 著者:三澤 茂計,三澤 彩奈


水中翼船炎上中■水中翼船炎上中感想
★★★★
現在の断章からはじまり、昭和の子どもあるあるなノスタルジーな短歌で過去を追体験し、昭和の終わり、世紀の終わりを急激にシフトして、老親の変化と死を経て、現在に戻るタイムカプセルのような歌集。表紙の組み合わせが全部で9種類あるという凝った装丁も味わい深い。背の金文字には博士論文の装丁をちょっと連想したのは個人的感想。
読了日:11月10日 著者:穂村 弘


ベルリンは晴れているか (単行本)■ベルリンは晴れているか (単行本)感想
★★★★
著者の作品で言えば「オーブランの少女」『戦場のコックたち』の両方の要素があり、空襲下の生活を描いた点ではコニー・ウィリス『ブラック・アウト』『オールクリア』の裏返しでもあり、『火垂るの墓』の要素もあり、さらにそれ以外の要素も。ラストが急転直下過ぎる点はややもったいなく感じたが、長く読まれるべきでもあり、まさに今読むべき作品でもある。この、書きようによってはとてつもなく重たくなる物語を、重さは感じさせつつもさらっと読ませてしまうのも筆力だろう。
読了日:11月16日 著者:深緑 野分


活版印刷三日月堂 雲の日記帳 (ポプラ文庫)■活版印刷三日月堂 雲の日記帳 (ポプラ文庫)感想
★★★☆
大団円。あの星座盤ちょっと欲しい。あと、自分たちの頃はもうオフセットの時代だったけど、和文タイプは高く、まだワープロがなかったので、手書き清書で面付けまで自分たちでやって印刷所に入稿してて、その作業は作中にあるように夜通しやってたのを懐かしく思い出した。本の編集は楽しい。
読了日:11月18日 著者:ほしお さなえ


花よりも花の如く 18 (花とゆめコミックス)■花よりも花の如く 18 (花とゆめコミックス)感想
★★★
今回のお題は小学生の頃に埋めたタイムカプセル。自分にはその経験ないし、同窓会も大学時代までで途切れているので、ちょっと共感度は低いかな。
読了日:11月18日 著者:成田美名子


魔法にかかった新学期 2 (花とゆめCOMICS)■魔法にかかった新学期 2 (花とゆめCOMICS)感想
★★★
古代の文字がビッグバンなどの理論につながっていくあたりは孔子暗黒伝っぽかったりするが、学園ラブコメとのマッチングが駆け足な印象。ともあれ、久しぶりの学園ものだった。
読了日:11月18日 著者:ひかわきょうこ


零號琴■零號琴感想
★★★★★
さまざまなアニメ、特撮のネタを放り込んで原典を超えた物語を作る。文字で読むガイナックス!? 一方で、これはまたSF大会そのものをSFにしてしまったとも言える。なんだかすごいものを体験した。
読了日:11月24日 著者:飛 浩隆

読書メーター

あと、書影が登録されていなかった番外で吾妻ひでお『陽射し』も届きました。何もかもみな懐かしい…

日曜劇場『この世界の片隅に』2018年09月19日 06時55分57秒

日曜劇場『この世界の片隅に』が無事最終回を迎えた。

映画版をクラウドファンディングから応援してきたファンの目からするといろいろ言いたいこともある訳だが、まあそれはそれ。

最終回まで観て、原作マンガの映像化として、民放制作のテレビドラマとしては、まずまずよい出来だろうと思った。

そのあたりは、原作にないキャラクターの配置やそれに伴うドラマ独自のアレンジも含め、手慣れた岡田惠和脚本の手堅さと言えるだろうし、セットや衣装を含め撮影面でもだいぶ頑張っていたと思う。
(特にラストの孤児のくだりは、演じていた子役の女の子のトラウマにならないか心配なくらいで、むしろ「ここまでやったのか」と驚いた)

読書メーターその他のネットの評判でも、ドラマをきっかけに原作を読んだ、という人が多く、実際、ドラマタイアップでの書店の展開も積極的で、原作の普及の面でもよかったと言えるだろう。

とはいえ、逆に気になったのが、映画版製作委員会への謝辞をめぐるあれこれだったりして。
それでなくとも「アニメである」というだけで劇場まで観に行く選択肢から外している人たちもいるであろう中で、「なんかドラマにアンチなことをいうめんどくさいファンがいる」ものとして、映画版を敬遠されてしまってもそれはそれで不幸な気がする。
(実際、そういうツイートも目にしたりしたのだ)

※自分を振り返ってみても、最初の二話くらいまでは、家で観ながら「あ〜、ここは本当はこうなのに…」みたいな、片渕監督による考証との「間違い探し」をしてしまっていたりしたので、まったく他人事でない(笑)。

まずは物議をかもしたっぽい「謝辞」という慣習について。

分野によって違うと思うが、例えば学術論文などで、テクニシャンやアドバイザー的なメンバーへの謝辞を入れるのに、事前の断りまではしていないと思う。「感謝の気持ち」という曖昧なものでもあるので、どのレベルまで入れる、入れないなども、明確なルールはないと思う。
これは、分野が違っても近い運用をされていると推察される。

映画版の製作委員会からのリアクションからすると、今回のドラマの謝辞もこれに近いパターンだったのではないかと思う。

一方で、テレビドラマを観る人の大多数は(劇場版のコアなファンの方も含め)、字幕のテロップは制作に関わったスタッフを順番に表示している、と捉えるだろう。

そうなると、劇場版の製作委員会がタッチしていたのに、様々な考証がおざなりにされていることについて、本来関係のない製作委員会(というより、片渕監督をはじめとする劇場版のスタッフ)に、質問、コメントが殺到したりするかもしれない。
そのくらいまでは容易に想定できると思うので、「関与していません」という正式コメントを早期に出しておくのは予防線としては当たり前のリアクションだったんじゃないかと思う。

まあ、そうなったらそうなったで、「せっかく感謝してもらったのにその対応は大人気ないのでは」とか、「原作でなく劇場版を連想させる描写があるのに、何の連絡もなしに謝辞だけですませたのか」みたいな両方の立場からのツッコミも当然ある訳だけど、そのあたりも、そう思う人がいるのは止められない、ということで。

要は、(建前として?)これはマンガ『この世界の片隅に』を原作としたドラマ化であって、片渕監督の劇場版が原作な訳ではない。
そうであるなら、「マンガになくて、劇場版にしかない要素」は、「入れる訳にはいかない」というのがむしろ筋というものかもしれない(もちろんグレーゾーンっぽいところはあって、それもまた物議の一因ではあったかも)。

また、テレビドラマの制作現場に、こうの先生や片渕監督と同レベルの時代・風俗考証を求めるのも(特に片渕監督の調査の実態を知っているだけに(笑))ちょっと酷なんじゃないか、とも思ったりもする。

一方で、(何らかの大人の事情?で)ドラマ版のプロモーションに劇場版に関する言及を入れることができなかったにしても、今回のドラマ化の企画そのものが、「劇場版のヒット」という現象と無関係な訳はないし、ドラマ版のスタッフだって劇場版の監督やスタッフのことはリスペクトしていただろう。
表立っては何かできないにせよ、せめて謝辞くらいは入れたかった、という気持ちの表れだった、という解釈もできなくはない?かもしれない。

そういえば、「『六身合体ゴッドマーズ』よりは原作に近い」という言説もあったんだけど、これもまあ、最終回まで通しての印象として、『ゴッドマーズ』はさすがに例えが極端で(笑)、『バビル2世』の原作とアニメくらいの違いじゃないかと思った。

ドラマから入った人が原作を読んだ感想は、普通にストーリーを追って感動しているものが多いが、中にはこうの先生の仕込んだ様々な「仕掛け」に気づいてくれる人もいると思う。

2018年6月に読んだ本2018年07月02日 19時53分12秒

引き続き、仕事がばたばたでそんなに冊数は進まず。
このところ、本業では書き物仕事の比率が高くて、下記リストの『カラー版・ビールの科学』では、ほんのちょっと原稿書きましたが、一応著者一覧に名前を入れてもらいました。

6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2221
ナイス数:51

蕃東国年代記 (創元推理文庫)■蕃東国年代記 (創元推理文庫)感想
★★★★
平安時代風の架空の異国(日本海にあるらしい)を舞台にした幻想譚の連作集。中国怪異譚のようでもあり千夜一夜のようでもあり、お伽草紙のようでもあり、短編間に西暦で20世紀視点での文献からの引用があることで、世界と歴史の広がりも感じさせる。もっと読みたい、と思わせる一冊。
読了日:06月02日 著者:西崎 憲


今昔物語 (コミックストーリーわたしたちの古典)■今昔物語 (コミックストーリーわたしたちの古典)感想
★★★
集英社版日本の伝記、世界の伝記などの学習漫画シリーズに参加されていた千明初美先生による、こちらは古典作品のマンガ化シリーズ。図書館には今も普通にラインナップされている。伝記漫画はどうしても一人の偉人の誕生から晩年までを一通りダイジェストにしたシナリオをもとにしているが、こちらは『今昔物語』収録の説話をセレクトして漫画にしている。時にユーモラスだったり、ロマンスがあったりする説話の世界はけっこう漫画との相性がいいのかも。
読了日:06月03日 著者:柳川 創造,千明 初美


隣のずこずこ■隣のずこずこ感想
★★★☆
表紙イラストの通りの話だった。なるほど!
読了日:06月05日 著者:柿村 将彦


微隕石探索図鑑: あなたの身近の美しい宇宙のかけら■微隕石探索図鑑: あなたの身近の美しい宇宙のかけら感想
★★★★★
見ているだけでも楽しいけど、いかに「観察」の蓄積が重要かを教えてくれる一冊。これを参考にすれば、著者よりもちょっとだけ手間を節約して微隕石を見つけることができる、かもしれない。ノーベル賞になったオートファジーの研究も、まさかそんなことが顕微鏡の観察だけで見つけられるのか!? という出発点から研究がスタートしている。測定機器が発達した今でも地道な観察が意味を持つことはありうる。研究者はこの本から元気をもらうといいし、単にきれいな石の写真集として眺めて楽しむのもよし。
読了日:06月11日 著者:ヨン・ラーセン


カラヴァル(Caraval) 深紅色の少女■カラヴァル(Caraval) 深紅色の少女感想
★★
本屋大賞らしいので読んでみた。危険な香りの男に魅かれていくヒロイン。ええと、レディースコミック的な何か?
読了日:06月16日 著者:ステファニー ガーバー


カラー版 ビールの科学 麦芽とホップが生み出す「旨さ」の秘密 (ブルーバックス)■カラー版 ビールの科学 麦芽とホップが生み出す「旨さ」の秘密 (ブルーバックス)感想
★★★
フライング気味に読了。カラー化して内容もボリュームアップ。
読了日:06月18日 著者:


僕僕先生■僕僕先生感想
★★★☆
前々から気になっていたが、読み始めてみることにした。美少女仙人の活躍する中国ファンタジー? 諸星大二朗のマンガで得ていた中国知識があると盛り込まれたネタの元がちょっとだけわかって楽しい。主人公のモラトリアム青年の成長譚にもなっている。しかし、こういう話がファンタジーノベル大賞に応募されてくるのは、やはり第一回が『後宮小説』から始まったせいなのか!?
読了日:06月22日 著者:仁木 英之


ケトルVOL.35■ケトルVOL.35感想
★★★★
日本のアニメの100年を『この世界の片隅に』から遡って読み解こう、という好企画。随所に挟まるインタビューも貴重だが、片渕監督のキャリアと軌跡を『リトルニモ』と絡めた特集は本誌以外ではなかったのではないか。これもまたエディター魂が嫉妬するいい雑誌。
読了日:06月30日 著者:片渕須直,川村元気,石井朋彦,西村義明,笹川ひろし,布川郁司,大河原邦男,天野喜孝,宮河恭夫,神山健治,ナイツ


薄妃の恋―僕僕先生■薄妃の恋―僕僕先生感想
★★★
僕僕先生のシリーズ2作目は第1作のラストで旅に出た師弟コンビが旅の先々で遭遇する風変わりな事件を描く連作短編集。なんというか、サブキャラクターがどんどん増えていく(笑)。
読了日:06月30日 著者:仁木 英之

読書メーター

2018年2月に読んだ本2018年03月01日 21時45分47秒

2月はマンガ比率高し(笑)。とはいえ、積読本の消化も多少すすんだかな。カズオ・イシグロもちょっと読み始めた。

それにしても、『ファイブスター物語』が今もマイペースで出続けている2018年…(笑)。

2月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3392
ナイス数:111

岩崎調べる学習新書 (1) マンガの歴史 1■岩崎調べる学習新書 (1) マンガの歴史 1感想
☆☆☆
岩崎調べる学習新書、という叢書は、岩崎書店HPで見ても、まだこの一冊のようだ。マンガの歴史を話し言葉のような語りかける平易な文体で語る。マンガの話なのに、図版が何もないのは、それを調べて学習してみてほしい、というコンセプトらしい。1巻は手塚治虫登場から『巨人の星』のヒットまで。自分の世代がだと、図版は脳内にあるので、調べなくても楽しく読める。いかにもみなもと太郎先生らしい博覧強記と読みやすさの両立。次巻が楽しみ。
読了日:02月02日 著者:みなもと 太郎


紫式部―源氏物語を書いた女流作家 (学習漫画 日本の伝記)■紫式部―源氏物語を書いた女流作家 (学習漫画 日本の伝記)感想
☆☆☆
普段は目にする機会がない児童書の伝記マンガ。千明初美先生がいろいろ描かれているのは知っていたが、近所の図書館にあったので読んでみた。いや、これは子供だけに読ませておくのがもったいない。紫式部の幼少期から晩年までを描く中に、源氏物語の内容もマンガになっていて、一冊で二度美味しい。
読了日:02月04日 著者:柳川 創造,千明 初美


掟上今日子の色見本■掟上今日子の色見本感想
☆☆☆
「忘却探偵」という思考実験ミステリの今回の「実験」は忘却探偵の「誘拐」。謎解きを今日子さん以外のキャラが行なう、荒唐無稽ではあるが一応はフェアで、予測不能なアイデアなど、「技あり」の印象。
読了日:02月07日 著者:西尾 維新,VOFAN


火の鳥 (6) (角川文庫)■火の鳥 (6) (角川文庫)感想
☆☆☆
今年は望郷編。マンガ少年創刊時の目玉連載作品で、初めて連載で読んだ『火の鳥』。この歳になると、ロミの心情が昔より胸にせまる。とはいえ、連載版とはけっこう物語が変わってるんだよね。
読了日:02月09日 著者:手塚 治虫


生頼範義展 THE ILLUSTRATOR■生頼範義展 THE ILLUSTRATOR感想
☆☆☆☆
上野の森美術館での展覧会図録として購入。改めて膨大な業績に圧倒された。図録にも収録されていたが、レイテ沖海戦の絵で、弾着の水柱がピンクや水色だったのに驚く。映画『この世界の片隅に』での砲弾の煙が色とりどりだったのと同じ理由だろう。
読了日:02月10日 著者:


ヴェネツィア便り■ヴェネツィア便り感想
☆☆☆★
個人的に偏愛している北村薫の奇妙な味わいの短編集。いつも忘れた頃に出る感じがまたいい。今回は50〜60代で感じる人生の哀歓を感じさせる短編が多かった。
読了日:02月10日 著者:北村 薫


日の名残り (ハヤカワepi文庫)■日の名残り (ハヤカワepi文庫)感想
☆☆☆★
英国執事の落日。森薫の絵柄で脳内再生された。
読了日:02月12日 著者:カズオ イシグロ


乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)■乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)感想
☆☆☆☆★
動物の写実的かつ動きのある描写に拍車がかかっている。あたかもナショナルジオグラフィックを読むが如し。
読了日:02月13日 著者:森 薫


ファイブスター物語 14 (ニュータイプ100%コミックス)■ファイブスター物語 14 (ニュータイプ100%コミックス)感想
☆☆☆☆
設定がらがらぽんにも慣れ、脳内自動変換。久しぶりの一冊まるごとの大戦闘。兵站レベルまでしっかり描き込みつつ、オールスターキャストの大サービス。敵も味方も攻めるは攻め、退くは退く、騎士の戦いの物語。脱力オマケ話もあり。
読了日:02月13日 著者:永野 護


回転ドアは、順番に (ちくま文庫)■回転ドアは、順番に (ちくま文庫)感想
☆☆☆☆
短歌の連なりだが、いわゆる連歌ではなく、間を散文詩?でつなげて、一編の短編小説の趣きに。一組の男女の出会いからおしまいまでを描き、タイトルの通り、円環構造でしめることで独特の余韻が生まれる。ある意味、2/14に読むにはふさわしい本だったかも。
読了日:02月14日 著者:穂村 弘,東 直子


#こんなブラック・ジャックはイヤだ (エヌ・オー・コミックス)■#こんなブラック・ジャックはイヤだ (エヌ・オー・コミックス)感想
☆☆
現代的?な台詞づかいが年寄りの目にはリズムがつかみにくく、ちょっとづつ読んでいたが、ようやく読了。台詞はともかく、小ネタはけっこうおかしい(笑)。それにしても、なぜあのあとがきのような経緯でここまで描けるようになるのだ。もともとの才能か? 何か憑依しちゃったのか?
読了日:02月18日 著者:つのがい,手塚 治虫


新宿駅最後の小さなお店ベルク: 個人店が生き残るには? (ちくま文庫)■新宿駅最後の小さなお店ベルク: 個人店が生き残るには? (ちくま文庫)感想
☆☆★
刊行順と読むのが逆になったけど、こちらも読了。まあ、これからも年に何回かはエッセンベルクを肴にビールを飲みに行くだろう。
読了日:02月26日 著者:井野 朋也


グレートマジンガー 2 (サンワイドコミックス)■グレートマジンガー 1&2 (サンワイドコミックス)感想
☆☆☆☆
桜多吾作版『グレートマジンガー』のワイド版。前作の『マジンガーZ』で吹っ切れたのか、初回からオリジナル路線ばりばり。その展開のハードさはトラウマレベル。子供の頃最終回を読んだ時の衝撃が忘れられない。
読了日:02月26日 著者:永井 豪・桜多吾作


アンチクリストの誕生 (ちくま文庫)■アンチクリストの誕生 (ちくま文庫)感想
☆☆☆☆
小説の構造としてはわりあいカチッとしているにもかかわらず、当たり前でないことが当たり前に語られ、小説の側には揺らぎがないのに、読者の頭の中に揺らぎを起こすような不思議な小説。
読了日:02月27日 著者:レオ・ペルッツ


デビルマン-THE FIRST-(ザ ファースト) 2 (復刻名作漫画シリーズ)■デビルマン-THE FIRST-(ザ ファースト) 2 (復刻名作漫画シリーズ)感想
☆☆☆☆★
何も足さない、何も引かないデビルマン2冊目。元のコミックスだと1巻(誕生編)、2巻(シレーヌ編)で区切りがはっきりあったが、今回ひと続きで読むことで、元のコミックス以上の連続性が感じられるように思った。その流れで総攻撃前の明のメッセージを読むと、けっこう本気で怖い。
読了日:02月28日 著者:永井豪とダイナミックプロ



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