ささだあすか2009年06月29日 23時13分24秒

 朝は6時半くらいに目を覚ます。今日も徒歩でてくてくと出勤。
 今日も一日どたばたと仕事。まあ、いろいろとどたばたと(笑)。
 いろいろ重なってしまい、夜は20時半くらいに帰宅。夕食は昨日の夏野菜のパスタソースが残っていたので、夏野菜のスパゲッティ。今日も美味しゅうございました。
 そういえば、土曜日に買ったささだあすかの新刊(原作:唯川恵)『永遠の途中』だが、なんと携帯コミックのコミックス化とのこと。内容はOL版「となりの芝生」とでも言おうか? 同じ会社の同期入社で、一生独身で仕事に邁進するか、結婚して家庭を持つか、まったく正反対の進路を選んだ二人の60歳にいたるまでの年代記。内容はもう、これどこの「発言小町」(笑)? といいたくなるほど、二者二様の様々な人生のトラブルがこれでもかというほど起こりまくる。それが20代前半から60歳まで、たった1冊分のページ数に押し込まれていて(笑)、まあ、この異常なまでの展開の早さ(笑)は携帯コミックならでは、という側面はあるのかも(笑)。とにかく恋愛、不倫、不倫、不倫、裏切り、不倫、裏切り……という怒濤の展開(笑)で、これはまあ、原作がなかったら絶対にささだあすかの普段の作風からは考えられないどろどろの人生模様。強いて言えば、全般に、日常生活の身も蓋もない、ロマンチックのかけらもないような描写スタイルはささだあすからしいとはいえるかも。その日常描写の中で、ほんわかささやかな幸せを見いだしていくのがいつものささだあすかのスタイルなのだが、このマンガの場合は、ヒロインたちが多少なりとロマンチックや夢を思い描くと、それが身も蓋もない現実の前に打ち砕かれる、というギャップの描写に活用されている、という印象。なんというか、唯川恵とささだあすかの異種格闘戦(笑)? ささだあすかのファンとしては本来の持ち味を生かしたマンガも読んでみたいところだが、まあ、まだマンガ家をやめていなかったことが確認できただけでもよしとすべきか?