いわしのあたま?2009年06月20日 10時19分04秒

 朝、TVで北京の紹介をしていて、墨と筆を古来から売っているというお店の紹介があったのを見ていたら、久しぶりに『聊斎志異』を読みたくなって、本棚から引っ張りだしてきて拾い読み。偶然開いたページが「神様に処方してもらう薬師?」が評判になっているんだけど、確かに神様が来てはいるらしいんだけど、その処方はでたらめなので効き目は全くない(なにしろ、その薬師と神様の会話というのが、ほとんど子持ち主婦同士の井戸端会議のノリだったりするのだ)……んだけど、評判になっているのでたいそう儲かっていはいる(笑)、という話とか(笑)、道ばたでとある道師に「医者の相がある」といわれたお百姓さんが、自分が咳をしている時にたまたま野菜を洗った泥水を飲んだら咳が治ったので、咳がとまらなくて困っているというお偉いさんに同じ処方を施したら見事に治ったので、その後名医の名声を得た(しかも、何を処方しても患者が治ってしまう(笑))とか、病気の子供を直してくれと言われたけど手の施しようがなくて、何もしないよりは、と自分の垢を丸薬にして飲ませたらその子供が全快してしまってたいそう感謝されたとか(笑)、そんな話がゴロゴロしている(笑)。偶然拾い読みした話が「医療のパブリックイメージと現実のギャップ」みたいな話だったのには、偶然とはいえちょっと笑ってしまった(笑)。人間は科学や医学の進歩に関わらず、同じようなことを昔からしているんだなあ(笑)。

ぶかつどう2009年06月20日 23時09分38秒

 あと、午前中、録画してあった『けいおん!』の「新歓!」と「新入部員!」を鑑賞。いや、高校の美術部とか、大学のSF研とかの新歓の時期のことを思い出してちょっと甘酸っぱくなってしまったり(笑)。SF研の方は、あの頃は新入部員の人数に困ることはなかったけど、部室での先輩たちのノリに違和感を感じて入部しなかったか定着しなかった後輩もいたかもなあ。先輩4人のところに新入部員が1人だけ、という弱小部状態というのは、自分が高校2年の時の美術部がそうだったけど、まあ、このアニメみたいな良好な関係(?)は1年下の後輩とは作れなかったっけ。
 楽器もバンドも経験はないけど、ファンジンの編集でも、この人の文章、この人のイラストがないと楽しくない、というような置き換えをすると、バンドのセッションの感覚も多少はわかるような気もするかもなあ。