2026年2月に読んだ本 ― 2026年03月29日 22時39分39秒
2月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:2277
ナイス数:112
◾️モンスター・ホテルでおめでとう (どうわはともだち 12)の感想
★★★
シリーズもの。誕生日を忘れられた男の子がモンスターホテルに紛れ込むのだが…。ほっこり読める。
読了日:02月01日 著者:柏葉 幸子
◾️八百夜(7) (ウィングス・コミックス)の感想
★★★☆
なんとなくの予告より一巻早く終幕。作者コメントによるとラストの展開も構想とは違う方向になったようだ。現代に生きていると、身につまされるような設定でも、世界は続いていくし、人々の暮らしも続いていく、というのがささやかな希望か。ラストにはやられた。そうくるか。とはいえ、少女マンガでも少年マンガでもレディースでも青年マンガでもない(ついでながら、BLでもない(笑))独自の立ち位置。次作はどこまでいくのだろう。誕生日数日違いの同世代マンガ家、デビューから追っかけてきたけど、どちらかが死ぬまで読み続ける所存。
読了日:02月02日 著者:那州 雪絵
◾️逃亡テレメトリー: マーダーボット・ダイアリー (創元SF文庫 SFウ 15-4)の感想
★★★☆
ちょっと変則的な短編集。表題作は弊機がプリザベーションに一応の定住をした後の初期に戻って、殺人事件の捜査をなし崩しにやる羽目になるエピソード。ドラマのようにはいかないものの、事件を解決できてまんざらでもないのが微笑ましい。あと、すごく短い短編ふたつ。ひとつは統制モジュールをハッキングした直後くらいの時期、統制されていれば命令にない人助けをついしてしまう(すでにドラマには耽溺していた)お話。もうひとつは拉致からの救出後のメンサーの心理的不安定さを珍しく本人の語りで。人間側視点でのお話は他にもあっていいかも。
読了日:02月06日 著者:マーサ・ウェルズ
◾️モンスタ-・ホテルでこんばんは (どうわはともだち 13)の感想
★★★
シリーズ二作目。一人でホテルを切り盛りする透明人間のトオルさんだったが、忙しすぎるところにトラブルが。読んでから表紙を見るとネタバレっぽく感じるけど、読まないとわからないからまあいいのか。
読了日:02月06日 著者:柏葉 幸子
◾️ひつじの ぼうし: 手芸の絵本の感想
★★★☆
表紙のような内容、と思ってページを繰ると、あれ? 羊毛のできるまで、についての手芸の絵本でもあり、科学絵本としても読める。帽子の編み方つき、と書いてはあるものの、編み方の記号は編みものやってる人向け。
読了日:02月07日 著者:緒方 伶香
◾️「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます (1) (ポラリスCOMICS)の感想
★★★☆
5巻を機にあちこちの電子書籍サイトに配信を始めたようで、まずはお試しに1巻を。元王家の血筋ながら田舎で貧乏スローライフをしていたヒロインが政略結婚で…というタイトルから想像される通りの作品だが、ヒロインの天然ぶりに癒される。続きがなかなか出ない上に特定の媒体か紙のコミックス以外選択肢がなかったので手を出しかねていたが、手に取りやすくなったかな。
読了日:02月11日 著者:水埜なつ,三沢ケイ
◾️ミステリと言う勿れ (16) (フラワーコミックスα)の感想
★★★☆
この巻からまた長め、登場人物多めのエピソード。曜日の名前のついた島でのゼミ合宿が、同じ島で過去起こった未解決事件を再現するという心理実験の場になり、いかにも不穏なんだけど、次巻はいつまで待てば(笑)。
読了日:02月13日 著者:田村 由美
◾️花よりも花の如く 24 (花とゆめコミックス)の感想
★★★☆
成田美名子のライフワークと言うべき最長の長編連載、ついに完結。これまでもおおむね「連載開始時点のリアルタイム」からスタートするので完結時の作品世界の時間が現実より数年前、というのはいつものことだったのだが、今回は作品世界は20年以上前だ(まだスマートフォンはない)。主人公たちは2026年ももはやベテランとなって能や狂言を続けていることだろう。番外編の結婚披露宴エピソードの「二人ともどこかズレてる」ラストにクスリ(笑)。そういうところが似てると長続きすると思うよ(笑)。
読了日:02月13日 著者:成田 美名子
◾️MOE (モエ) 2026年2月号 [雑誌](特別ふろく ヒグチユウコカレンダー2026 | 絵本ふろく キューライス「ダイコンコン」| 巻頭特集 第18回MOE絵本屋さん大賞2025)の感想
★★★☆
2025年の絵本大賞特集。読んだのもけっこうあちこちに見受けられた。インタビューで成田美名子が『花よりも花の如く』完結記念で登場。付録絵本の『ダイコンコン』がおかしい(笑)。音節が整っているのは読み聞かせ向き?
読了日:02月17日 著者:
◾️春期限定いちごタルト事件の感想
★★★☆
いわゆる日常の謎ミステリの流れではあるが、探偵役らしき二人が探偵役を演じる自分たちの指向(嗜好?)への反省から、高校デビューのきっかけで「小市民」になりきろうとするものの、周囲で起こる出来事がなかなかそれを許してくれず…。噂には聞いていたが、なるほどこういう話か。謎を解いても何かの役に立たないエピソードが入っているのも、単に日常の謎作品だから、という以上にちゃんとテーマに関わっている。なるほど業が深い。
読了日:02月19日 著者:米澤 穂信
◾️モンスタ-・ホテルであいましょう (どうわはともだち 14)の感想
★★★
従業員がふたり?になったモンスターホテル。今巻はお年寄り同士の約束をめぐる心温まるエピソード。
読了日:02月20日 著者:柏葉 幸子
◾️チリとチリリさくらのおはなしの感想
★★★☆
ちょうど去年(2025年2月)の新刊であったか。自分でいろいろ選んで作れるさくらスイーツが楽しい。しかしラストの展開は実はけっこうスペクタクル!? 間に合わなかったら…??
読了日:02月21日 著者:どいかや
◾️3人のママと3つのおべんとうの感想
★★★☆
現代の日常をそれぞれに慌ただしく生きる3人のママ。お弁当の準備の仕方も渡し方も三者三様。子どもを遠足に送り出した後の生活も三者三様。それでも、慌ただしさに、気がつくことに気がつかないのは一緒。大人の視点のささやかな日常の絵本。
読了日:02月21日 著者:クク・チスン
◾️システム・クラッシュ: マーダーボット・ダイアリー (創元SF文庫)の感想
★★★☆
なんと『ネットワーク・エフェクト』の結末からそのままの続きとはびっくり。この世界の大半を占めると思われる企業リムは企業の都合が優先されて人権は無視される無法地帯、というのが未来世界としては世知辛いけど、2010年代以降の世相からするとむしろリアリティが感じられるかも。惑星住民を説得する材料がアレ(笑)で、展開はこれか。地味にキャラクターが増えて、先の展開が気になる。
読了日:02月22日 著者:マーサ・ウェルズ
◾️ONE DAY: ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話 (翻訳絵本シリーズ)の感想
★★★★
フランスで捕まって収容所に送られたユダヤ人父子が二度目の輸送列車から脱出。別れ別れに逃げるが、後に再会できたとのこと。一方、逃げ出していなければ列車はアウシュビッツに到着していた。一日一日を切り抜ける、そのちょっとした選択が運命を分けた。表紙にも描かれる一人一人のそれぞれの顔は当時に写真を元に描かれたという。それぞれのその後はどうだっただろうか。今読むと、ガザで行なわれていることにも思いを致さないわけにはいかず、複雑な気持ちになる。
読了日:02月23日 著者:マイケル・ローゼン
◾️人口減少時代の自治体による 移住促進・関係人口戦略: 持続可能な事業推進のための設計図と企画・体制の作り方の感想
★★★☆
SNSを活用したコミュニティ、地域密着型の事業に取り組みながらノウハウを蓄積してきた著者のセルフ出版。この考え方は地域振興だけでなく現代のマーケティングに汎用的なものなのかもしれない、という感じがする。
読了日:02月24日 著者:倉重宜弘
◾️地衣騒動の感想
★★★☆
文庫になっていないウィンダム作品。世界SF全集のウィンダム巻と銀背で読めるのだが、神保町のマンガ生原稿とかを高額で売っている古本屋のワゴンに300円で出ていたのはラッキー? 読んでみると、女性科学者がジェンダーギャップの大きい世界を才覚で渡り歩くフェミニズムSF的側面の強い作品。アカデミックの観点あり。天然物化学がメインアイデアでそのあたりの要素は意外と古びていないので、1960年代の発表時としてはかなり先駆的だったのでは。直訳で意味が通りにくい箇所、会話部分の古さが気になるので、新訳する価値がありそう。
読了日:02月28日 著者:
◾️モンスタ-・ホテルでなつやすみ (どうわはともだち 17)の感想
★★★
モンスターホテルのなつやすみのお客さんはなんとおんぶおばけ!? と言っても外見はアニメのおんぶおばけとは全然違うし大勢いて村まである!? そのおんぶおばけの子どもが宿題?で一人でモンスターホテルを目指す道すがら、人間の世界の幼なじみの転校でのお別れにたまたま立ち会うエピソード。
読了日:02月28日 著者:柏葉 幸子
◾️ねこがぼうしをかぶったらの感想
★★★
ぼうしやさんに見立ててもらったぼうしを気に入ったねこ。ただかぶっているだけじゃなく…。
読了日:02月28日 著者:うしろよしあき,相野谷由起
◾️グランド・フィーリング・ホテルの感想
★★★☆
このホテルに泊まりに来るのはオキモチ(フィーリング)。とはいえ、ニンゲンもオキモチも相手をするホテルに従業員からするとおんなじ?
読了日:02月28日 著者:リディア ブランコヴィッチ
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