つきぐみ2009年11月29日 23時11分09秒

 朝は8時ちょっと前にのんびり目を覚ます。今日の『ダブル』は長谷川圭一脚本のホラー編の後編。殺される被害者の方に殺されてしかるべき理由があるとしたら、という正義のあり方を問う事件シチュエーションは、ハードボイルド風味の『ダブル』にはうまくハマっていたし、ホラーは長谷川圭一の持ち味でもあるので、悪くはなかったと思う。べたぼめはしないが、『ダイナ』以降でたこいが長谷川圭一をほめたのはこれが初めてではないかと(笑)。しかし、三条陸の起用だけでもびっくりだったのだが、円谷系の脚本家まで取り込んで「平成ライダー」の流れを変えようとしている姿勢には大いに好感を感じる、かな? で、『フレッシュプリキュア』がまたクライマックスに向けて「敵から転向した」パッションの位置づけを問うシリアス展開で悪くない感じ。
 昼からちょっと銀ブラ(笑)。15時開場で東京宝塚劇場で月組公演『ラストプレイ /HEAT ON BEAT』など観劇。『ラストプレイ』の方は、流石の正塚晴彦。孤児院出身のピアニストが偶然古物商の世界で裏社会の抗争に巻き込まれて紆余曲折する、というシチュエーションで、シリアスありコミカルありの飽きさせない職人芸。男役トップさよなら公演にふさわしい盛り上がりでした。『HEAT ON BEAT』の方は、全体に大人びたメロウな雰囲気のレビュー。踊りだけでストーリーを感じさせる演出が多く、小道具の使い方などもいろいろと工夫があって楽しめた。主題歌がちょっと印象に残らない曲だったのだけがちょっと残念。いや、しかし、この公演、妻がいろいろな抽選に何度も申し込んでようやく取れた席だったのだが(2F1列目の右端というあまりよくない席ではあったが(笑))、今回退団の瀬名じゅんの公演は、実はこれまでも抽選はずれまくりであまり観れていなくて、今回も観れないと思っていたので、なんとか観れてよかった。

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