2021年8月に読んだ本2021年09月04日 20時57分14秒

 冊数は多いけど、ほとんど『ゴールデンカムイ』と絵本。しかし、『ゴールデンカムイ』、ちゃんと読んでなかったのを反省する面白さ(笑)。荒木飛呂彦のいう「人間讃歌」の本流(そんなものがあればだが…)を継ぐ作品ではなかろうか。
 読破したので、来月は別の本ももっと読みます。たぶん(笑)。

8月の読書メーター
読んだ本の数:46
読んだページ数:6559
ナイス数:266

おはなをどうぞ◾️おはなをどうぞ感想
★★★
単色の色紙を切り貼りしたような絵本。シルクスクリーンでやっているようだ。女の子がお母さんにためにたくさんお花を摘むのだけど、帰り道で会う動物たちに分けてあげていると…。ほっこりする。
読了日:08月01日 著者:三浦 太郎


かぜのうた◾️かぜのうた感想
★★★
風が吹くと四季折々に起こることをイラストとタイポグラフィを交えて描く。イラストレーターのお名前がイタリアっぽいので、鯉のぼりや風鈴など日本の風物が次々と出てくるのにちょっと驚いたけど、イタリアと日本で活動されてるイラストレーターさんで、文の方はもともと日本の方が書いているのね。タコ揚げが楽しそう。
読了日:08月01日 著者:フィリップ・ジョルダーノ,沢辺 満智子


ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
獣肉グルメ紀行はアザラシからヒグマ! というか、ほぼ羆嵐のシチュエーションで、それでも食べる! 行者ニンニクは切らしてるけど(笑)! 一方、競馬八百長がらみの追手(来てたのか)の行動がさらに斜め上(笑)! それとかそれ、今気にするポイント(笑)!? というか、ある意味ハッピーエンド(笑)!?
読了日:08月01日 著者:野田 サトル


ゆるふわと情熱のあいだ (ぶんか社コミックス)◾️ゆるふわと情熱のあいだ (ぶんか社コミックス)感想
★★★☆
天然ボケ美少女とツッコミ役の友人コンビ、その二人の関係を見て百合妄想をたくましくする後輩男子、の掛け合いがおかしすぎる。
読了日:08月01日 著者:袴田めら


ゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
こだわりの剥製職人! これはもう本当に『Fate/Zero』とシンクロ率200%くらい(笑)!? マタギの谷垣の過去が重く切ないが、その重要エピソードがすっかり埋没している…
読了日:08月01日 著者:野田 サトル


街どろぼう (福音館の単行本)◾️街どろぼう (福音館の単行本)感想
★★★☆
山のてっぺんに住む孤独な巨人。ふもとの街から家を盗んでくるが、その住人の願いを聞いているうちに…。エスカレートしていく街どろぼうの顛末は? 最後にちょっとほっこり。
読了日:08月03日 著者:junaida


ないしょのオリンピック◾️ないしょのオリンピック感想
★★☆
おうちのご一家がお出かけの間、家の中のいろいろなおもちゃや道具たちが家中を会場にくりひろげるオリンピック。これこそステイホームなオリンピック(笑)? というか、これがあれば本物のオリンピックなくてもいいよ(笑)。
読了日:08月03日 著者:もとした いづみ


おばけやしきにおひっこし◾️おばけやしきにおひっこし感想
★★★★
版画と貼り絵を組み合わせた楽しい絵本。つかまえたおばけの使い道にびっくり(笑)。
読了日:08月04日 著者:カズノ コハラ


ブルッキーのひつじ◾️ブルッキーのひつじ感想
★★★☆
シンプルな線とシンプルな本文、リズム感は、なるほど、これは詩だ。これが詩だ。
読了日:08月04日 著者:


二番目の悪者◾️二番目の悪者感想
★★★★
どんな動物を描いてもどこか年経て見える庄野ナホコさんの絵の特徴が活かされた風刺物語。一度流れた噂の恐ろしさ。タイトルの意味が恐ろしい。
読了日:08月04日 著者:林 木林,庄野 ナホコ


ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
表紙の通りの白石巻(笑)。一枚の似顔絵が白石の人生を変え、脱獄王を誕生させた(笑)。似顔絵作者本人はそのことを知るよしもなかった…
読了日:08月05日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
基本は白石救出作戦…のはずなのだが、行動の読めない/空気の読めない?人たちがめいめいに動いているのでわりとカオス(笑)。なにより、ここで千里眼ぶっ込んできた(笑)!? しかもご本人。杉元の干柿でほろっとさせたか、と思ったけど、ラストはやっぱり白石が持ってった(笑)。
読了日:08月05日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 11 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 11 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
ここまでも変態しか出てこず、エスカレートし続けてきたが、前半の稲妻強盗と蝮のお銀の底冷えするような暴力性、一転して後半は……ウプチャヌプコロ…。まだ上には上というか下には下があるのか(笑)。あと、地味にまた杉元勢?合流。しかし、表紙の凛々しさと内容のギャップすごいな(笑)。
読了日:08月07日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 12 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 12 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
獣肉グルメ紀行はウミガメ、ラッコ、シマフクロウ。ラッコがあんな危険なものだとは…(笑)。みんなラッコのせいよ(笑)!? 一方、目的を遂げて真っ白な灰か初代ジョジョみたいに燃え尽きたり、のっぺらぼうの正体がらみで疑心暗鬼が煽られたり…。盲目盗賊団の夜襲で引き。相変わらずの密度…。
読了日:08月07日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 13 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 13 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★

グルメ紀行はついに鮭。あますところなく食べ、使う。その漁に偽装した網走潜入計画、誰と誰が二重?三重?スパイ状態なのか? 潜入される側の備えも巧妙。騒乱の起こる中、変態師団の本格侵攻が始まる! 以下、次巻!! 
読了日:08月07日 著者:野田 サトル


霧のむこうのふしぎな町 地下室からのふしぎな旅 天井うらのふしぎな友だち◾️霧のむこうのふしぎな町 地下室からのふしぎな旅 天井うらのふしぎな友だち感想
★★★☆
『霧のむこうのふしぎな町』では、へちゃむくれの女の子がふしぎな町に行って、働かざるもの…とばかり、お仕事を遍歴してちょっとだけ成長する。『地下室からのふしぎな旅』では、女の子が薬屋のおばさんといっしょにさらわれて行った先でふしぎな国から国へと遍歴する。『天井うらのふしぎな友だち』は田舎に引越した姉弟の冒険。この中では最もスペクタクルでアニメ向きかも。古い本で原本の登録がないみたいなので、初期三部作合本版で登録。あ、お名前に見覚えあると思ったら、『ファンファンファーマシィー』の原作者でしたか。
読了日:08月08日 著者:柏葉 幸子,タケカワ こう


ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
のっぺらぼう争奪戦で網走に全勢力が集まる中、疑心暗鬼状態の呉越同舟の組み合わせがまさかのガラガラポン!? のっぺらぼうの正体は決着がついたが、物語は新たな局面。舞台はついに樺太へ! しかし、表紙にもなってるチェーンマッチって、ジョジョっぽいな。あと、ほぼ焼け落ちたけど、監獄の構造は先日ブラタモリで紹介されてた通りでその点も感じ入った。
読了日:08月08日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
獣肉グルメ紀行はトドだが、別行動なので杉元は食べてない(笑)。アシリパを追っていたはずが、ロシアの村に拳でわかりあうタイプ(笑)の囚人が。オラオラならぬ俺俺で対抗する杉元はすっかりアレだ(笑)。制帽もかぶってるし(笑)。後半は鶴見中尉誕生?編? しかし、たぶん部下全員に同じような「たらし」を仕掛けていたんだったら、めっちゃマメな変態さんだ(笑)。
読了日:08月08日 著者:野田 サトル


すいめん◾️すいめん感想
★★★☆
海を撮影し続けている屋久島の写真家さんによる「水面」(海面)をテーマにした写真絵本。こんな切り口もあったのか、という驚きと、透明感にあふれた写真が美しい。教育絵本的にも読める。夏に読むにふさわしい涼しげな一冊。
読了日:08月08日 著者:高久 至


おたのしみ じどうはんばいき◾️おたのしみ じどうはんばいき感想
★★★
自動販売機の縦長に合わせて、縦に(上に)めくっていく変わり種絵本。販売機の数字を順番に押していくと何が出てくる!? 予想の斜め上のものが次々と出てくる不思議な販売機。
読了日:08月08日 著者:宮知 和代


ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
杉元が食べられないグルメ紀行は北海道にはいないトナカイ。頭の方の幕末の因縁話は……そうだよね、認知症的になると、その人のコアな部分だけ最後まで残るんだよね……。一方、杉本一行はアシリパに気づいてもらうべく出会ったサーカス団で芸を披露するが、みんな、馴染みすぎ(笑)。特に表紙のキミ、あなた、この巻の活躍ポイント、その方向性じゃないでしょ(笑)。後半はアシリパ一行の国境越えでさらに一波乱。いや、政治犯の過去って、そういうことだったの!?
読了日:08月08日 著者:野田 サトル


みえるとか みえないとか◾️みえるとか みえないとか感想
★★★★
身体の特徴や能力のちがうさまざまな宇宙人と交流してきた宇宙飛行士、という例え話にして、まずは、普通と思っている自分が、普通ではない少数の人の立場になったら、という視点を体験させ、そこから、目の見える見えない、さらには個人一人一人の些細な違いまでをテーマにしていく。
読了日:08月09日 著者:ヨシタケシンスケ,伊藤亜紗


ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
今回は表紙に偽りなし。日露の狙撃手同士の駆け引きが静かに熱い。展開も熱いが決着後は風邪で体温が熱い? 杉元一行の方は忘れられた灯台。グルメ紀行はロシア料理。ペリメニ! ボルシチ! そして、樺太まで来ても監獄救出作戦!?
読了日:08月09日 著者:野田 サトル


夜のあいだに◾️夜のあいだに感想
★★★☆
男の子の住む町で、一夜明けると、木が刈り込まれて動物に。子どもも大人も、それを見て楽しくなる。夜毎にそれは増えていき、ついには…。
読了日:08月10日 著者:テリー・ファン&エリック・ファン


ゴールデンカムイ(18) (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ(18) (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
樺太追跡行のバックで、その頃土方御一行さまは…? 刺青にも金塊にも目的はなく、それを奪い合う男たちの運命にのみ興味がある、という虚無的な敵の姿、そのぎりぎりの攻防戦はジョジョのスタンド勝負の緊張感に近く、特に「男の世界」を強く連想した。一方、決行された集団脱獄の前に、物語中最強の猛獣が立ちはだかる! ああ、なるほど、あのあたりには、アレ、いてもおかしくないんだ…
読了日:08月10日 著者:野田 サトル


こちら『ランドリー新聞』編集部 (世界の子どもライブラリー)◾️こちら『ランドリー新聞』編集部 (世界の子どもライブラリー)感想
★★★
前の学校で「勝手に学級新聞」でトラブルを起こした女の子。新しい学校でも壁新聞を作るが、記事の書き方には気をつけたものの、社説で超放任主義の担任教師への不満を書き綴ったことで、またトラブル。でもそれが、同級生には共感、担任の先生には反省を促して、表現の自由と基本的人権をめぐる体験授業に発展。ちょっと話がうますぎる気もするが、日本にはなかなか馴染まないディベートの考え方、民主主義の考え方をわかりやすく楽しめる読み物になっている。とはいえ、出版目的が指導要領に入った体験学習の推進、というのはまんま過ぎる?
読了日:08月10日 著者:アンドリュー クレメンツ


ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
脱獄現場にすごいタイミングで追いついた杉元一行。不安定な流氷を舞台に、疑心暗鬼のアシリパ争奪劇の最中についに合流。ホワイトアウト気味の流氷の上で、遭遇戦的な対決が複数発生。この2巻かけて、政治犯たちの背景、樺太にかつていた日本語教師の意外な正体、おそらく謎解きのキーとなる記憶の覚醒など、のっぺらぼう争奪戦後の第二クライマックス!? あと、無駄じゃなかった…いや、けっこう無駄なことしたな、がツボ(笑)。その通りだよ(笑)!
読了日:08月10日 著者:野田 サトル


シャーロックホームズの冒険◾️シャーロックホームズの冒険感想
★★★☆
ちゃんと順番にホームズ読んでみるトライ。ひとつひとつは読みやすい長さの短編、当然ながらアイデアは今では古典だが、構成などが短編ごとに工夫があって読み飽きない。全体通じて読み応えあり。今でも読み継がれる人気シリーズにはやはり力があることを実感。あと、この文庫版の真鍋博装丁はやっぱりいいなあ。
読了日:08月15日 著者:アーサー コナン ドイル,大久保 康雄


ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
杉元一行の樺太編は帰途へ。一方、登別では新キャラ菊田・有古登場、登別より奥の今で言うカルルス……新入社員研修当時、週末行ったよ、カルルス! 懐かしい。スナイパー尾形の逃亡でさらに混沌。その過程で明らかになる鯉登少尉の過去。たらしのために一人一人にここまで動く鶴見中尉、やっぱりマメすぎる…。
読了日:08月15日 著者:野田 サトル


よるのとしょかん◾️よるのとしょかん感想
★★★☆
女の子と3羽のふくろうが営む図書館には、いろいろな動物がやってきて…。タイトルの意味は最後にわかる。かあいらしい版画絵本。
読了日:08月15日 著者:カズノ・コハラ


ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
樺太から意外な奴が追ってきちゃった!? 一方、なぜか始まる活動写真撮影が意外すぎる。監督アシリパ板についてる? 樺太で生まれたチカパシの幼い恋、谷垣の想い。一方、鶴見側と土方側の刺青をめぐる駆け引き、騙し合い。おまけに、鯉登と月島、鶴見にたらしを仕掛けられた同士の駆け引きまで。詰め込み過ぎとも思える中、ついに対面する鶴見とアシリパ…。
読了日:08月15日 著者:野田 サトル
せかいいちの いちご◾️せかいいちの いちご感想
★★★★
ある日、いちごを送ります、というお手紙とともに届けられたひとつのいちご。年に一回、その数はふたつ、よっつ…と、年々、指数関数的に増えていく。そのいちごひとつひとつの美味しさは変わらないのだけど…。ねうち、思い入れ、などについて考えさせられる。主人公がホッキョクグマなのは、やっぱり配色がショートケーキっぽいから?
読了日:08月15日 著者:林 木林,庄野 ナホコ


ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★☆
流氷逃避行。クリオネは美味しくない(笑)。ホッキョクグマは食べる前に…(笑)。あの変態たちの記憶が狩の新しい手法につながるとは(笑)。とはいえ、不死身の主人公、ある意味パーフェクト・ソルジャーでもあり、悪鬼の如く戦う有様はベルセルクっぽくもある。鯉登と月島の心の絆? さらに物語はタイトル通りのゴールデンラッシュへ。しかも、その物語が羆嵐サイコミステリ!? 登場人物のサイコっぷりはジョジョっぽくもあり。いや、しかしこれはやられた…。上手い!
読了日:08月18日 著者:野田 サトル


kaze no tanbun 夕暮れの草の冠◾️kaze no tanbun 夕暮れの草の冠感想
★★★☆
草の冠、というと、「草冠の姫君」という曲を思い出す。とある映画のサウンドトラックLPに収められたその曲は、貸しレコード屋で借りて、自宅のステレオでカセットテープに録音して、不思議と何度も聴いた。なぜかその曲の記憶は、自動車学校に通った道の記憶と結びついている。通うのには原付スクーターを使った。その貸しレコード屋もステレオも原付スクーターも今はなく、通った道すがらの田畑も住宅で埋まった。曲に歌われていたのは、幼い恋の喪失だった。
読了日:08月22日 著者:西崎 憲,青木 淳悟,円城 塔,大木 芙沙子,小山田 浩子,柿村 将彦,岸本 佐知子,木下 古栗,斎藤 真理子,滝口 悠生,飛 浩隆,蜂本 みさ,早助 よう子,日和 聡子,藤野 可織,松永 美穂,皆川 博子


ゴールデンカムイ 23 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 23 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
グルメ紀行はオオハクチョウ。なんかすごく美味しそうだ。展開は今回も詰め込み過ぎなくらい。病室でカオスな面々の呉越同舟。海賊房太郎の登場。札幌で起こる切り裂きジャックっぽい猟奇殺人事件。鶴見と宇佐美の関係が明かされる過去編。アシリパさんの教えがすっかり身についたサバイバル杉元。谷垣の逃亡劇。どんどん深まる鯉登と月島の奇妙な連帯感。そういえば、鯉登って少尉だから実は隊の中でもエラいんだった…。そんな逃亡劇もすべて飲み込む新しい命の誕生。
読了日:08月22日 著者:野田 サトル


うちのねこ◾️うちのねこ感想
★★★☆
大人になるまで野良をしていた猫が飼い猫の環境に慣れるまでを淡々と描いていく。慣れてくれるまで、こんなに時間かかるのか…
読了日:08月22日 著者:高橋 和枝


ゴールデンカムイ 24 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 24 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
鯉登、月島の意外な温情で戦線離脱?の谷垣。一方、謎の飴売りとの邂逅から、石狩川外輪船での海賊房太郎との対決。殺し合い探り合いの中でも一転手を組む杉元品質? 札幌では切り裂きジャックもどき?の連続殺人事件の謎に挑む精子探偵(笑)大活躍。変態は変態を知る? その全員が集まり始めた札幌!? 因みに今回のグルメ紀行はチョウザメ。塩漬けじゃないチョウザメの卵、その卵までぶっ込む鍋、食べてみたい!!
読了日:08月24日 著者:野田 サトル


あめだま◾️あめだま感想
★★★☆
デフォルメされつつ微妙にリアルな人形で描く、人形アニメみたいな絵本。ソフトフォーカスの効果も絶妙。ひとり遊びの好きな男の子が駄菓子屋でビー玉みたいな色とりどりのあめだまを買うが、なめてみるとびっくり…。次になにが起こるかわからないけど、ラストにちょっとほっこり。
読了日:08月24日 著者:ペク ヒナ


ゴールデンカムイ 25 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 25 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★☆
札幌に集結した未捕獲の囚人と刺青を集める全勢力。ふと振り返ると誰かいるので一触即発…で乱闘しながら、ライスカレー食べてる杉本一行とまたしてもガラガラポンの呉越同舟ががが…。一方、精子探偵(笑)と短歌探偵?がお互い知らぬままに推理対決。ついに連続殺人事件の謎が解け、最後の犯行場所は、当時なら街のどこからも煙突が見える、そう、「あそこ」だ!! グルメ紀行は、札幌だけにもちろん麦酒ですね(笑)。
読了日:08月25日 著者:野田 サトル


たくはいび――ん◾️たくはいび――ん感想
★★★
動物たちの宅配便屋は何かが違う。違う、そうじゃない(笑)。なんでこうなるの(笑)!? ええと、ひらがなのお勉強は楽しくできそうかな?
読了日:08月26日 著者:林 木林


ゴールデンカムイ 26 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 26 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★★
あらゆる関係者の集うビール工場で一冊丸ごと、混戦の攻防戦! ここまでの自然描写や網走監獄の緻密さをさらに上回る精緻な描写で描かれる木樽時代のビール工場設備が熱い(違)(笑)!? みんな、どれが何の設備かわかったかな(笑)!? しかし、みんなよく酸欠にならなかったものだ。さておき、囚人二人、それぞれの業に憑かれた最期。乱戦状態で各人の思惑がぐちゃぐちゃに交錯するアシリパ争奪戦。とはいえ、コミックスラストがお布団で札幌麦酒って、ああた…(笑)。
読了日:08月27日 著者:野田 サトル


北極サーカス (講談社の創作絵本)◾️北極サーカス (講談社の創作絵本)感想
★★★☆
動物たちがちょっとリアルでちょっとおじさんっぽい庄野ナホコ。でもこれはオヤジっぽくコミカルな『ルッキオとフリフリ』シリーズと打って変わって、氷山に乗ってやってくる北極サーカスの一夜を淡々と描く。擬人化された動物たちが演じるサーカスは、子供の目で見るサーカスそのもの、のような気がした。
読了日:08月27日 著者:庄野 ナホコ


ゴールデンカムイ 27 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 27 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★☆
最終章突入記念全話無料公開で最新話まで読めているけど、書誌は9月発売の27巻までしかまだない(笑)。さておき、27巻相当分は、ビール工場からのアシリパ争奪戦、海賊房太郎の最期。しかしまさか、資料でしか見たことないあのクルマ(笑)がこんな使われ方をするとは…(笑)。そうして、囚われのアシリパとソフィアの前で語られる、今では鶴見しか知らない様々な真相…。それを盗み聞きする今では奇妙な友情の「あの二人」。
読了日:08月27日 著者:野田 サトル


くろねこのほんやさん◾️くろねこのほんやさん感想
★★★★
本好きだけど家族の中ではちょっとみそっかす?っぽかったくろねこが街で見つけた本屋さんの求人。働き始めてみると、これこそまさに天職!? 多少の波乱?はあるものの、ほっこりする一冊。子供の頃、図書室入り浸りで、一人で街に遊びに行くようになって、街の本屋さんの場所を覚えて、週末ごとに本屋めぐり(立ち読み…)を始めた頃のことを思い出した。
読了日:08月27日 著者:シンディ・ウーメ


こっちむいて!みい子 (35) (ちゃおコミックス)◾️こっちむいて!みい子 (35) (ちゃおコミックス)感想
★★★★
中学生編に入って、ほんのり恋愛要素が強まる中で、みい子の天然ぶりがみんなのオアシス的。それも、ちょっとずつ変わってくるのかもしれないけど…。そんなところで、ナチュラルにLGBTのエピソードを挟んでくるのがいい。
読了日:08月28日 著者:おの えりこ


海とそらがであうばしょ◾️海とそらがであうばしょ感想
★★★★
90歳の誕生日を迎える前に亡くなった大好きなおじいちゃん。船を作った男の子は、おじいちゃんの言っていた「海とそらがであうばしょ」を目指す。先の読めない不思議な絵本。
読了日:08月29日 著者:テリー・ファン,エリック・ファン

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