2021年7月に読んだ本2021年08月01日 11時03分00秒

 引き続き絵本中心ながら、いろいろ読めているかも。最新刊読んだ『かげきしょうじょ!!』は、ちょうど始まったアニメが良すぎてなんといっていいやら…。あと、気になってた『ゴールデンカムイ』は最終章突入記念全話無料公開が始まったのでぽつぽつ読み進めている。

7月の読書メーター
読んだ本の数:40
読んだページ数:4120
ナイス数:151

長い道 (アクションコミックス)◾️長い道 (アクションコミックス)感想
★★★★
Kinndle版にて。気になっていた作品だったが、表層的なストーリーは親同士の勝手な取り決めで入籍した男女の絶妙にディスコミュニケーションな日常。コミカルに演出されてはいるものの、シチュエーションはかなりブラック。ヒロインが引きずっていた過去と折りあいをつけて今を生きていく、という観点では『この世界の片隅に』との共通項もあると思われた(とはいえ、現在のお相手が対照的過ぎるが(笑))。実験手法や細部に描かれたものが深読みできそうなのはいつものこうの史代品質。
読了日:07月03日 著者:こうの史代


かたつむりタクシー (幼児絵本シリーズ)◾️かたつむりタクシー (幼児絵本シリーズ)感想
★★★
そういえば、たむらしげるの絵本って、読むの初めてかな。人間が捨てたっぽい缶とかビンとかを家にしている虫たちの生活。おばあさんの家に向かう親子は雨が降ってきたのでタクシーに乗って行くことにする。目的地に着くまでのあれこれが楽しい。
読了日:07月04日 著者:たむら しげる


スモンスモン◾️スモンスモン感想
★★★★
キモかわいい?絵で、地球じゃないらしい星に生きる生きものたちの生活が淡々と描かれていく。謎の固有名詞しか出てこない謎の文章だが、絵と合わせて読んでいけば、どれが何を意味する言葉なのかわかる。異界を異界のまま感じさせる不思議な絵本。
読了日:07月04日 著者:ソーニャ・ダノウスキ


わたしのともだちポルポちゃん (講談社の創作絵本)◾️わたしのともだちポルポちゃん (講談社の創作絵本)感想
★★★
いつもいっしょのポルポちゃん。恥ずかしがりやなので人間の友だちが来ると箱に隠れたりた、他のものに擬態したり…。でも、先日見つけたタコの動画を見ると、ここで描かれていた変形、全部本当にあるみたい。実は科学教育タコ絵本!?
読了日:07月04日 著者:もとしたいづみ


れいぞうこのおくのおく◾️れいぞうこのおくのおく感想
★★★
冷蔵庫あるある(笑)。特に、パルミジャーノが使いきれてないことあり。
読了日:07月04日 著者:うえだしげこ


かげきしょうじょ!! 11 (花とゆめコミックススペシャル)◾️かげきしょうじょ!! 11 (花とゆめコミックススペシャル)感想
★★★★
Kindleで発売日前に予約で買うのはこれが初めて。発売日にそそくさと読む。前巻で演技大暴走したさらさを含む本科生たちが、本性を表した演出家講師の超きびしい実技指導に挑む…。まだまだ続く。そういえば、この世界でも男役がトップに就任するのは16年ちゃんとかかっていることも地味に語られる。オスカルさまへの道は長いぞ!
読了日:07月05日 著者:斉木久美子


図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記 (文春e-book)◾️図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記 (文春e-book)感想
★★★★
前に読んだ対談集では、対談相手のほとんど全作品を熟知しているかに思えた穂村さん、意外と実は読んでない名作があったりするところにちょっと親近感? 読んだ本からいろいろつながっていくあたりは北村薫のエッセイっぽい味わいもあったり、そんな中でも、俳句、短歌への目線は流石。終わりの方に新型コロナの話が出てきたけど、なるほど、連載期間が2017年から2020年なのか…
読了日:07月05日 著者:穂村 弘


夜ふけに読みたい動物たちのグリム童話◾️夜ふけに読みたい動物たちのグリム童話感想
★★★★
グリム兄弟が改訂を繰り返したのはよく知られているが、これは最初の『子供と家庭のメルヒェン集』からセレクトされた、ということで、なんでそうなる? それでいいのか? みたいな展開の嵐(笑)。ある意味、新鮮で面白い。その中で、「青い炎のランプ」という話を読んでみたら、あれ? これって細部はともかく、大筋はアンデルセンの「火打ち箱」とおんなじ? まあ、原型となる口伝の物語がさらに源流にあるんだろうけど、本書の中ではいちばんびっくりした。これなんか、それでいいのか? 的なお話の最たるものよね(笑)。
読了日:07月08日 著者:グリム兄弟


ミステリと言う勿れ (9) (フラワーコミックスアルファ)◾️ミステリと言う勿れ (9) (フラワーコミックスアルファ)感想
★★★★
前巻からの入れ替わり話の決着と、姿をチラ見せしたガロくん、その前日譚、次のエピソードにつづく。
読了日:07月09日 著者:田村 由美
ちょうちょ はやく こないかな (幼児絵本シリーズ)◾️ちょうちょ はやく こないかな (幼児絵本シリーズ)感想
★★★
淡いタッチ、淡い色彩で描かれたさまざまな花とちょうちょ。どうしても、大きな花にちょうちょが集まりがちだけど…。図鑑的な楽しさもあるので、これも科学教育絵本かな。あと、途中で描かれているたんぽぽはニホンタンポポですね。
読了日:07月10日 著者:甲斐 信枝


お月さんのシャーベット◾️お月さんのシャーベット感想
★★★★
ざっくりした鉛筆タッチの動物キャラに、ちょっとリアルな背景。一見写真コラージュかな、と思うけど、集合住宅の細部が微妙に歪んでいる…なるほど、そういうミニチュアを作ってコラージュしているのか。お話は、あまりにも暑くてお月さまも溶けちゃった…って、いいのかそれ!? あと、なぜ関西弁? いや、マッチしてたけど。
読了日:07月11日 著者:ペク・ヒナ


あめふりさんぽ (講談社の創作絵本)◾️あめふりさんぽ (講談社の創作絵本)感想
★★★
女の子がお気に入りのかさとながぐつとかっぱで雨の降る中おさんぽ。歩く道々で出会うのは…。読み聞かせから始める想定のかあいらしい絵本。
読了日:07月11日 著者:江頭 路子


楽園のむこうがわ◾️楽園のむこうがわ感想
★★★★
表紙に描かれた湖?のほとりの針葉樹の森。動物たちと暮らす少女のもとに現れたひとりの少年。その出会いから始まる変化は? 見開きで描かれるふたつの変化、その行き着く先。並行世界絵本?
読了日:07月11日 著者:ノリタケ・ユキコ,椎名 かおる


ルッキオとフリフリ おおきなスイカ (講談社の創作絵本)◾️ルッキオとフリフリ おおきなスイカ (講談社の創作絵本)感想
★★★
大きなお屋敷でマグロの赤身でも食べる生活に憧れる二匹。住んでいるボロ屋の裏手で実っていた大きなスイカを売ってマグロを手に入れられないか、と、海水浴場に売りにいくんだけど、あまりに大きすぎて…。マグロじゃないけど、赤いものは手に入ったので結果オーライ? というか、スイカも赤いしね(笑)。
読了日:07月11日 著者:庄野 ナホコ


バレエのおけいこ◾️バレエのおけいこ感想
★★★
なかよしの女の子がバレエをしているのに憧れた猫の女の子が、自分もバレエの練習を始まる。かあいらしい内容だけど、練習はけっこう本格っぽいので、バレエを習っている女の子向けでもあるのかも。猫でバレエというとプリンセスチュチュの猫先生を連想しちゃうんだけど、この絵本では猫は生徒。熊先生?
読了日:07月11日 著者:石津 ちひろ


セント・キルダの子◾️セント・キルダの子感想
★★★★★
スコットランドの西、ヘブリディーズ諸島のさらに西に転々と浮かぶセント・キルダ。1930年までは人が暮らしていたが、その最後の世代の子供に取材して、現地でスケッチなども繰り返して描き上げられた一冊。離島の珍しい生きもの、古くからこの島で暮らした人たちの暮らしを独特のタッチで描く。ちょっと『未来少年コナン』の残され島を思い出すようなイメージもある。
読了日:07月11日 著者:ベス・ウォーターズ


カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)◾️カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)感想
★★★
人間が海に廃棄した原油をかぶってしまったカモメがハンブルクの港町の猫のところにたどり着いて、産む卵の行く末を託すのだが…人間の知らない猫社会のあれこれが明かされる!? 味のある挿絵も相まって、絵本っぽい読み味の一冊。
読了日:07月12日 著者:ルイス・セプルベダ


緋色の研究◾️緋色の研究感想
★★★☆
ちゃんと読んでみよう、ということでまずは『緋色の研究』から。なるほど、ワトスンとホームズの出会いから、事件発生、犯人確保までで第一部。第二部は意外な展開だが、ホラー的なテイストでぐいぐい読ませる。古典的ミステリの力を実感。それにしても、巻末の某団体からの注釈が作者の意図を超えて一種のオチをつけているのも、味といえば味かも。
読了日:07月14日 著者:アーサー・コナン・ドイル,大久保 康雄


時をかける少女 (SFベストセラーズ)◾️時をかける少女 (SFベストセラーズ)感想
★★★☆
久しぶりに鶴書房版にて再読。この挿絵好きだなあ。再読して気がつくのは、毎回真ん中の「悪夢の真相」の内容を忘れきっていること(笑)。何というか、SFでもないし、幼なじみ・同級生との初々しい関係以外には他の2作と共通点ないし、謎解きも「なあんだ」という感じで印象に残らない。よく考えてみると、これ、北村薫「織部の霊」と同じ話と言えなくもないんだけど。一方、「時を〜」と「果てしなき多元宇宙」は意外と設定の共通点が多く、時間跳躍と多元宇宙跳躍、ロマンスとコメディなど、好対照になるように書かれていると思った。
読了日:07月17日 著者:筒井康隆


継ぐのは誰か? (ハヤカワ文庫 JA 36)◾️継ぐのは誰か? (ハヤカワ文庫 JA 36)感想
★★★★☆
宇宙開発の進み方については現実が遅すぎるのでズレが生じているものの、21世紀の世界で、無数のコンピュータが無線通信でつながった世界のありようは今読んでも古くない。デジタルデータの脆弱性が展開の肝にもなっている。他の分野でも同様で、書かれた時代を考えるとDNA解析装置という単語がさらっと出てくるのも驚き(いくつかの単語で表現されているが「携帯電話」という単語すら出てくる)。しかも、ラストに向けての肝となるのはウイルスによるパンデミック(!)。知の巨人の巨人ぶりが改めて実感できる。
読了日:07月18日 著者:小松 左京


挑発する少女小説 (河出新書)◾️挑発する少女小説 (河出新書)感想
★★★★
児童文学の中でもタイトルは読んでなくても知ってるくらい有名な少女小説、『小公女』『ハイジ』『赤毛のアン』などなどを題材に、一見良妻賢母養成小説っぽく普及していながら、実は含まれている一種の毒?と言える要素を指摘しまくる一冊。その主題に沿った論考も面白かったが、各作品の書かれた時代背景、国情など、上記の論考の基盤となっている部分への目配りがすごい。いろいろな切口で各作品を読み解いていくためのヒントにも今後なりそう。
読了日:07月20日 著者:斎藤美奈子


ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス (講談社の創作絵本)◾️ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス (講談社の創作絵本)感想
★★★
クリスマスというものを知らなかったこの二匹、見よう見まねでツリーを作り、靴下をいそいそと下げてみたのだが…。それにしてもバイト?で捕まえたネズミは天ぷらにするんだ…。
読了日:07月22日 著者:庄野 ナホコ


まじょのむすめワンナ・ビー◾️まじょのむすめワンナ・ビー感想
★★★☆
まほうつかいのお父さんとまじょのお母さんの娘のワンナ・ビー。期待されてまじょの学校に通い始めるが…。子どもの成長をゆっくり見守るお父さんお母さんがいい。
読了日:07月22日 著者:竹下 文子


サーベルふじん◾️サーベルふじん感想
★★★☆
頭がサーベルのサーベルふじん、そのサーベルの特技?を活かして、ピザをカットしたり、肉をカットしたり、人や動物の毛をカットしたり、人の役に立つのが生き甲斐。でも働きすぎて刃こぼれし始め、ついには…。シュールだけどほっこりする不思議な絵本。作中に名前の出てこないキャラクターも含め巻末見返しに一覧表があるけど、よくわからない生き物かどうかわからないのも混じってる!?
読了日:07月23日 著者:網代 幸介


ペンギンホテル◾️ペンギンホテル感想
★★★
海のかなたのどこかにあるペンギンホテルにやってくるお客さんたち。え? こんな大きいお客さん?? ええ? 今日って◯◯◯◯◯だったの!? 仕掛けが多いのであちこちで楽しめる。
読了日:07月23日 著者:牛窪 良太


かくれているよ海のなか◾️かくれているよ海のなか感想
★★★☆
なにげない海の中の写真に潜むいろいろな生きもの。けっこう見つけるの難しいのもある! 見つからなくても写真だけ見ていてもきれいだけど(笑)。よく、細部まで描き込んで何度読んでも仕掛けが楽しめる絵本があるけど、それの写真版?
読了日:07月23日 著者:高久 至,かんちく たかこ


しろくまきょうだいのセイウチまつり◾️しろくまきょうだいのセイウチまつり感想
★★★
楽しみにしていたお祭り。当日になって妹が熱を出してしまい、お母さんには連れて行けないと言われてしまう。諦めきれずに、幼い兄弟ふたりだけでちょっと遠いお祭りの場所まで。日本の田舎なら昔あったかもしれないような子どもの頃の小冒険のお話を、動物に置き換えて語る。でも、この兄弟の顔、けっこう年配に見える気がする。
読了日:07月23日 著者:庄野 ナホコ


たなばたのねがいごと◾️たなばたのねがいごと感想
★★★
おばあちゃんっ子のあおいちゃんが七夕の短冊に書く願いごと。他愛のないお話だけど、歳をとって読むとちょっと切ないかも。
読了日:07月24日 著者:村中 李衣


光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)◾️光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)感想
★★★★
仕掛けがあるんだな、と一目でわかるんだけど、実際に仕掛けがわかると、おおっ、と思う。よくできた仕掛け絵本。何度でも楽しめる。
読了日:07月24日 著者:アン・ジョナス


むしめがねのルーペちゃん◾️むしめがねのルーペちゃん感想
★★★
ルーペちゃんがのぞくものを描いているうちに二転三転。探しもの絵本。けっこう本気で探してしまう。
読了日:07月24日 著者:くりはら たかし
四つの署名 新訳版 シャーロック・ホームズ (角川文庫)◾️四つの署名 新訳版 シャーロック・ホームズ (角川文庫)感想
★★★
のっけからロマンス小説!? そして、紆余曲折あれど、そのままハッピーエンド!? テンポよく進んで、活劇もあり。前巻の某団体も悪い意味でよく使われちゃってたけど、今回も現代の基準ではちょっとアレなネタが肝だったりはするんだけど、辻馬車行き交うこの時代のロンドンを舞台にしていることで、すべて許せる。楽しく読める。
読了日:07月25日 著者:アーサー・コナン・ドイル,駒月 雅子


愛蔵完全版 紅い牙 -コンクリート・パニック- 5◾️愛蔵完全版 紅い牙 -コンクリート・パニック- 5感想
★★★☆
花とゆめにおける『狼少女ラン』再起動の記念すべき一作。今読むと「クレー射撃が趣味の安曇セメント親娘」は風刺度が上がっている? 残虐描写も青年誌っぽくて少女マンガ誌の掲載作としてはやりすぎ感も(それはまあ、同じ雑誌に『スケバン刑事』もあったんだけど)。しかし、M8の地震にも耐えられるビル、とか、超高層ビルの倒壊とかも、今読むといろいろ考えさせられる。とはいえ、シリーズ中、ラストに「理解者ができた」希望を感じさせるのは本作くらいではなかったか。その後の展開を知っているとちょっと辛い…
読了日:07月28日 著者:柴田昌弘


ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)◾️ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
★★★☆
ジャンプのサイトの全話無料公開にて。なるほど、これは読み始めると止まらなくなる。太っ腹にして危険なキャンペーンだ。ともあれ、とにかく食べてるものが美味しそうだ。
読了日:07月29日 著者:野田サトル


ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★☆
いろいろ攻防もありつつ、いったんはアイヌのコタンで小休止……と思ったら、小樽に逆戻り。捕まって、敵?の目的が明かされる。しかし、カワウソもニシンも美味しそうだ。
読了日:07月29日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
獣肉グルメ紀行は、逃げるのに使った馬の桜鍋にはじまり、ついにエゾシカへ。作中でも語られるが、手負で動き回った獣の肉は臭みが強くなる。世に言うジビエ臭の原因ともされる。現在食用のエゾシカは生きたまま捕獲した後、一定期間肥育し、家畜と同様の屠畜処理を施すことでジビエ臭のない美味しい食肉として流通するようになっている。その昔、北海道でたまたま一緒に講演した先生の演題がそのあたりのエゾシカ食用化プロジェクトの話だった。
読了日:07月30日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
獣肉グルメ紀行はオオワシ、タヌキ、ついにはクジラ!? キャラクター同士の意外な交錯、接触。そして、サイコパスっぽい殺人鬼…
読了日:07月31日 著者:野田 サトル


わたしの、本のある日々◾️わたしの、本のある日々感想
★★★
俳優さんの現在までのキャリアとかもわざわざ調べないと知らないので、40過ぎてから大学通って卒業されてた、とか、初めて知った。あと、俳句の趣味とか。毎月2冊紹介する連載コラムの5年分くらいをテーマ別に再編集しているので、章ごとに、普通の生活が微妙にコロナに侵食されていくのが何度も追体験できたり。それは本題ではないけど、守備範囲も立ち位置もの異なる人の本の話も面白い。
読了日:07月31日 著者:小林 聡美


ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
殺人鬼の行動原理にちょっと『Fate/Zero』を思い出した。シャチの竜田揚げ! 子持ち昆布の唐揚げ! ともあれ、エキスパートな軍人同士の息詰まる攻防戦とその顛末が混沌を予想させる。さらに明かされるのっぺらぼうの正体(まあ、十分暗示されてはいたけど…)、役立たず呼ばわりの人魚(笑)の出番か!?(いやまあ、ここまでもいろいろ役に立ってたとは思うけど…(笑))
読了日:07月31日 著者:野田 サトル


ゴールデンカムイ 6 (ヤングジャンプコミックス)◾️ゴールデンカムイ 6 (ヤングジャンプコミックス)感想
★★★★
札幌の殺人ホテルのカオスっぷりが(笑)。とはいえ、ここで札幌麦酒と村橋久成出してくるか(笑)!? 後半はほぼ仁義なき戦い明治編?
読了日:07月31日 著者:野田 サトル

すいかのプール◾️すいかのプール感想
★★★
もしすいかがプールになったら、その発想はなかった(笑)! 楽しそうな遊びは、なるほど、すいかの物性を生かしたものばかり。楽しそうだけど、身体はきっとぺたぺたになるな(笑)。
読了日:07月31日 著者:アンニョン・タル

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