2019年5月に読んだ本2019年06月01日 07時46分05秒

 キース・ロバーツ『Molly Zero』のパイロット編をファンジンにしてみて、SFセミナーなどで配布してみたり、引き続き、日々1ページずつくらいのマイペースで訳をすすめてみたり。5月でおおよそ第1章の終わりあたり。そろそろモリーの親友のリズが死んじゃいそうでつらい……
 ともあれ、そんなことをしつつ、本業ではアントワープの学会に後輩5人を送りだして、ちょっとした『いだてん』気分だったり。そのわりには本も読めているかな?

5月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:2924
ナイス数:123

ガラスの仮面 (第6巻) (花とゆめCOMICS)■ガラスの仮面 (第6巻) (花とゆめCOMICS)感想
★★★
苦境の劇団つきかげ。バイトのつもりであちこちの劇の端役をつとめるマヤが主演たちを食ってしまう舞台あらしの始まり。亜弓も、幅を広げるべく、二人の王子で乞食にチャレンジ。
読了日:05月02日 著者:美内 すずえ


短篇集■短篇集感想
★★★★☆
柴田元幸責任編集のモンキービジネス掲載短篇を元にしたアンソロジー。まさに奇妙な味の短篇。堪能しました。
読了日:05月06日 著者:クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,Comes in a Box,栗田有起,小池昌代,柴崎友香


ガラスの仮面 (第7巻) (花とゆめCOMICS)■ガラスの仮面 (第7巻) (花とゆめCOMICS)感想
★★★
続く舞台あらしは嵐ヶ丘。マヤの迫真すぎる演技が公私ともに波紋を。一方で、月影先生は亜弓も候補として意識し始める。
読了日:05月06日 著者:美内 すずえ


ガラスの仮面 (第8巻) (花とゆめCOMICS)■ガラスの仮面 (第8巻) (花とゆめCOMICS)感想
★★★
舞台あらしで行く先々でハレーションを起こすマヤに、生死の境から生還した月影先生が与えた課題は人形になりきること。
読了日:05月06日 著者:美内 すずえ


ガラスの仮面 (第9巻) (花とゆめCOMICS)■ガラスの仮面 (第9巻) (花とゆめCOMICS)感想
★★★★
ハプニングから、マヤと亜弓の初めての同じ舞台上での真剣勝負。思わず手に汗握る! そして、ガラスの仮面というタイトルの意味が初めて作中で語られる。敵地、大都芸能の新劇場こけら落とし公演のヘレン・ケラーのオーディションが始まる。
読了日:05月06日 著者:美内 すずえ


ビール職人の醸造と推理 (創元推理文庫)■ビール職人の醸造と推理 (創元推理文庫)感想
★★
ビール職人が、醸造はしてるけど、推理はしてない。ビールと料理は美味しそうだが、まずいビールの評価をしているところで、オフフレーバーのフェノール臭の説明、4-ビニルグアイアコールとトリクロロアニソールがごっちゃになってたのは、翻訳じゃなくて原文、原著者の勘違いなんだろう。それ以外はビール醸造用語は概ね適切。とはいえ1ガロン(約1200L)の設備がアメリカならナノブルワリーと言われてるあたりは彼我の文化の差か
読了日:05月10日 著者:エリー・アレグザンダー


ガラスの仮面 10 (花とゆめCOMICS)■ガラスの仮面 10 (花とゆめCOMICS)感想
★★★★
ヘレン・ケラー役を争う5人のうち2人は普通の演技のアプローチのところ、マヤが入学した高校の演劇部トップは徹底的な文献情報の読み込みと自分の演技を撮影してチェックを繰り返すロジカルアプローチ。亜弓は介護施設のボランティアから、盲ろうの児童に混ざって生活。マヤは自分の目と耳を塞いで盲ろうの環境で生活するなりきり。それぞれのアプローチとその成果としてのオーディションでの演技がとんでもない緊張感! 食い入るように読んでしまう巻。そして最終オーディションのマヤの演技の前で切れるという引き!!
読了日:05月11日 著者:美内 すずえ


書店ガール 5 (PHP文芸文庫)■書店ガール 5 (PHP文芸文庫)感想
★★★☆
地方都市の駅ナカ書店の店長を任された本巻ヒロインの奮闘と、後発のライトノベルレーベルの編集者の新人賞立ち上げが絡みあって、本を書こうとする人たち、本を作って売っていく人たちの思いが結実していく。解説の大森センセも書いてるけど、これはうまくいきすぎではあるものの、実際に業界であるあるなネタがたっぷり盛り込まれ、読ませる。本巻だけ独立して読めます。
読了日:05月11日 著者:碧野 圭


こわいオオカミのはなしをしよう■こわいオオカミのはなしをしよう感想
★★★★☆
お父さんが息子の寝物語にてきとーに語り始めた七色のめんどりとこわいオオカミの物語。お母さんを休ませて休日は息子や友だちを公園や海に連れ出し、その道すがら、オオカミの物語は続いて行く。育児を楽しむお父さんにも、オオカミの物語にもほっこり出来る。佐竹美保さんの弾むようなコミカルな挿絵がまた味がある。
読了日:05月13日 著者:ウィリアム マクリーリー


ふたごのうさぎ■ふたごのうさぎ感想
★★★★
絵だけの、まさに絵本。見開きごとに、前の場面とのつながりがどこかしらあり、それを探すのが楽しい。そして朝から始まった絵本はおやすみなさいで終わる。何度でもページを開きたくなる、よい絵本。
読了日:05月15日 著者:ダフネ・ロウター


書店ガール 6 遅れて来た客 (PHP文芸文庫)■書店ガール 6 遅れて来た客 (PHP文芸文庫)感想
★★★★
リアルの書店ガールだった知人が立ち上げた店舗を閉じてきた話をSNSで読んだことがあって、感情移入度高く、切なさ120%。会社関係の個人の力でなんともしがたい大人の事情も思い当たることがあってさらに150%。話終わってないので最終巻まで読まねば。
読了日:05月18日 著者:碧野 圭


ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸■ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸感想
★★★★
タイトルだけだとわかりにくいけど、第五福竜丸をテーマにした絵本。もしかして焼津でも知らない人多いんじゃ?
読了日:05月18日 著者:アーサー・ビナード


中野のお父さんは謎を解くか■中野のお父さんは謎を解くか感想
★★★★
シリーズ第2弾。一応、日常の謎もあるんだけど、文芸ネタ比率アップ。なんというか、わたしシリーズの長編には内容、ボリュームで合わないネタを生かす場として、ちょうどいいシリーズになりつつあるのかも。あと、今さら言うまでもないと思うけど、お父さんは概ね作者ご本人? 覆面作家の逆を行く私小説ミステリ?
読了日:05月22日 著者:北村 薫


本屋さんで待ち合わせ■本屋さんで待ち合わせ感想
★★★☆
いろいろとはっちゃけ切った書評集。終わりの方に著者が働いていた町田の高原書店、というのが出てきて、あれ? と思った。ちょっと前に破産でニュースになったばかりのあそこか! おまけのBLネタがまたリミッター解除で楽しい(笑)。
読了日:05月28日 著者:三浦 しをん

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