2018年10月に読んだ本2018年11月01日 21時41分38秒

10月はけっこう切れ目なしに小説からマンガからエッセイまで乱読。

10月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:2979
ナイス数:101

幻魔大戦 Rebirth (8) (少年サンデーコミックススペシャル)■幻魔大戦 Rebirth (8) (少年サンデーコミックススペシャル)感想
★★★
表紙にある通り、東丈の導き手?として(ファースト幻魔のラストに描かれた中から)ついにさるとびエッちゃん登場。物語は複層的に広がり始めたので大長編になりそう。
読了日:10月01日 著者:七月 鏡一


恋せよ魂魄 僕僕先生■恋せよ魂魄 僕僕先生感想
★★★☆
タイトルから恋愛要素が強いのかと思ったら、それもなくはないが、これまでの敵が総登場する抗争の要素が多く、王弁くんの成長も著しい。そろそろまとめに入った?
読了日:10月06日 著者:仁木 英之


暗黒グリム童話集■暗黒グリム童話集感想
★★★★
グリム童話の六つのお話をモチーフに、六人の書き手と六人の絵描きのタッグで、もともとちょっと黒いお話が、さらに真っ黒に染まる。アニメ映画『手をなくした少女』を観たことがきっかけで手を出してみたが、それぞれの黒さが深い。しかしタイレル社のレプリカントが出てきたのにはびっくり(笑)。
読了日:10月07日 著者:多和田 葉子,長野 まゆみ,穂村 弘,千早 茜,村田 喜代子,松浦 寿輝,酒井 駒子,宇野 亞喜良,及川 賢治(100%オレンジ),田中 健太郎,牧野 千穂,ささめや ゆき


([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)■([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)感想
★★★☆
同じ小説を異なる作者が書き継いでいくのはリレー小説だが、作者ではないが一作ごとに語り手がリレーされる形式で、かつ、過去作の登場人物や活版印刷の成果物がフックになって語り継がれていくこのスタイルはリレー小説というよりバトンタッチ小説とでも称すべきか。作中に「活字は透明であるべき」との表現が出てきたが、本作そのものも、物語と語られる言葉を主役にするために、地の文も主人公も極力背景に引いた描き方になっているのだろう。豆本や同人出版などのガジェットの入れ込み方と、それによるさりげない主人公の成長の描写もうまい。
読了日:10月07日 著者:ほしお さなえ


小路花唄(3) (アフタヌーンKC)■小路花唄(3) (アフタヌーンKC)感想
★★★★
名作『路地恋花』スピンアウトの3巻目。反抗期の親娘関係にも動きがありつつ、無茶なデザインのサンダルをオリジナルアイデアを尊重しつつブラッシュアップしていくお仕事マンガとしても楽しい。
読了日:10月12日 著者:麻生 みこと


ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)■ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)感想
★★★
前巻からの横溝的因縁因襲遺産相続話が二転三転、次巻に続いてしまった。
読了日:10月12日 著者:田村 由美


THE一条ゆかり: 集英社デビュー50周年イラスト集 (愛蔵版コミックス)■THE一条ゆかり: 集英社デビュー50周年イラスト集 (愛蔵版コミックス)感想
★★★★
弥生美術館で開催中の一条ゆかり展の図録として購入。一番好きな『ティー・タイム』のコミックス後編の表紙イラストの原画には思わずため息。キャリアのスタート時からマンガ家としての自分をプロデュースしていた点では竹宮惠子に通じるところもあるが、一貫して自信と確信が揺らがない点でまさにプロフェッショナル!
読了日:10月12日 著者:一条 ゆかり


アンバーの九王子―真世界シリーズ1 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)■アンバーの九王子―真世界シリーズ1 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)感想
★★★☆
並行世界ファンタジーの1作目。けっこう二転三転するけどまだまだ導入部。
読了日:10月14日 著者:ロジャー・ゼラズニイ


わたしのグランパ (文春文庫)■わたしのグランパ (文春文庫)感想
いとうのいぢによる表紙イラストでの新装版。帯には石原さとみコメントつき。ある意味正しい。(読了日に新装版の書影が登録されていなかったので、この書影は旧版)
読了日:10月14日 著者:筒井 康隆


わたしのグランパ (文春文庫 つ)■わたしのグランパ (文春文庫 つ)感想
★★★☆
あ、書影登録された。角川つばさ文庫版の『時をかける少女』とあわせて筒井ジュブナイルの双璧がライトノベルの見た目をまとった!
読了日:10月19日 著者:筒井 康隆


神仙の告白 僕僕先生: 旅路の果てに■神仙の告白 僕僕先生: 旅路の果てに感想
★★★☆
なんというか劇団☆新感線の劇のようなめまぐるしい話だった。そしてラストはまさかのあの番外編とのつながりが!?
読了日:10月20日 著者:仁木 英之


今日のノルマさん 2 完結 (バンブーコミックス)■今日のノルマさん 2 完結 (バンブーコミックス)感想
★★★
訳あって超箱入り娘のノルマさんが普通の学園生活のあれこれをノルマとして達成していく日常4コマの完結編。前巻同様ほっこりした。
読了日:10月21日 著者:ふかさくえみ


([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)■([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)感想
★★★
ヒロインの弓子の亡母の謎が明かされる第3巻。そして、ついに眠れる自動機の胎動が始まった。
読了日:10月22日 著者:ほしおさなえ


話しベタですが…: 暮らしの文藝■話しベタですが…: 暮らしの文藝感想
★★☆
人と話をする、人前で話をする、などにまつわるさまざまな作家の著述を集めてみる、というコンセプトと、セレクトしたそれぞれの文章は楽しく読めたのだが、合間に挟まる自己啓発新書的なコラムが浮いている。あと、ハードカバー文芸書の体裁なのに一編ごとにレイアウトがころころ変わるのが、読んでいて思考の連続性を邪魔される感じ。なまじセレクトがいいだけに、集められた古今の文章をそのまま味わいたかった感じ?
読了日:10月28日 著者:穂村弘,温又柔,高倉健,最果タヒ,村上春樹

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