2018年1月に読んだ本2018年02月01日 07時52分01秒

1月は正月実家発掘読書に始まり、読みさしにしてあった本などを含め、対自分比ではだいぶ読んだ。

ただし、SF/幻想文学系は少なめ。それにしても、氷室冴子でブレイクする前のコバルト文庫の新人(だけじゃないけど)SF作家ラインナップはある意味「奇想天外文庫」だったんだなあ、と今更ながらに思った。

1月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:2443
ナイス数:65

オットーと魔術師―SFファンタジー (1980年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)■オットーと魔術師―SFファンタジー (1980年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)感想
☆☆☆
実家の本棚から発掘。この時期のコバルトは「児童文学」的に読めるかな。こういうイラスト、装丁は今はあまり目にしないかも。
読了日:01月01日 著者:山尾 悠子


ねこひきのオルオラネ (1979年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)■ねこひきのオルオラネ (1979年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)感想
☆☆☆☆
大学時代以来の再読。今読むと改めて、コバルト文庫から出てはいるが、これは「夢枕獏の初めての著書」としか言いようのない本だと思った。「序」と「あとがき」で語られる創作姿勢は、本作以降、常にぶれていなかったのだ、ということに今さらながらに気づかされた。
読了日:01月02日 著者:夢枕 獏


マジンガーZ(1) (サンワイドコミックス)■マジンガーZ(1) (サンワイドコミックス)感想
☆☆☆
実家で発掘。いわゆる冒険王版というか、桜多吾作版が1980年代中盤にサンワイドコミックスから復刻された。『グレンダイザー』は、元のサンデーコミックス版が未完だったので、初めて通して読めたのがこのシリーズだった。この版では=誕生編=の副題あり。
読了日:01月03日 著者:永井 豪・桜多 吾作


マジンガーZ 激闘編 2 (サンワイドコミックス)■マジンガーZ 激闘編 2 (サンワイドコミックス)感想
☆☆☆☆
そろそろ本領を発揮し始める桜多吾作版『マジンガーZ』。アフリカにはブロッケン伯爵が既に征服している国があった、とか、人間を食糧にしようと並行世界から侵略を画策する半魚人たちを甲児とあしゅら男爵が共闘で阻止するとか、オリジナルのエピソード満載。
読了日:01月03日 著者:永井 豪・桜多 吾作


マジンガーZ 完結編 3 (サンワイドコミックス)■マジンガーZ 完結編 3 (サンワイドコミックス)感想
☆☆☆☆
あしゅら男爵がヘルを欺いて独力で(資材はネコババ(笑))世界征服を目指すRI計画を皮切りに、本編に組み込まれた『マジンガーZ対暗黒大将軍』、ヘルの過去や組織運営の謎が明かされる(ブロッケン伯爵働き者(笑))「闘え‼︎ Drヘル」、そして超展開の最終決戦まで。ここまでやっていいのか!? そして、いろいろな設定、登場人物は『グレートマジンガー』『グレンダイザー』まで引き継がれる。
読了日:01月03日 著者:永井 豪・桜多 吾作


日本の国菌: コウジキンが支える社会と文化■日本の国菌: コウジキンが支える社会と文化感想
☆☆☆
恩師からいただいた。麹菌を国菌に、と提唱されたご本人による、制定当時の総説2編の再録に書き下ろしを加えて小冊子に編んだ一冊。自分が研究内容の和文総説を書くようにしているのは、この恩師の影響大。
読了日:01月06日 著者:一島 英治


図説 ビール (ふくろうの本)■図説 ビール (ふくろうの本)感想
☆☆☆★
ビールの歴史から原料、製造工程などの解説、ラベルやポスター、グッズ類などの写真など、手に取りやすい分量の中に、コンパクトながら「この本でしか読めない」要素を盛り込んであることに驚いた。大辞典に対するコンサイス辞典のような感覚で手元に置くとよいのではないか。
読了日:01月07日 著者:キリンビール,麒麟麦酒=,キリンホールディングス=


ワインの香り: 日本のワインアロマホイール&アロマカードで分かる!■ワインの香り: 日本のワインアロマホイール&アロマカードで分かる!感想
☆☆☆☆
初心者でも読めるように、かなりわかりやすく噛み砕いて説明されてはいるものの、ワインの香気研究や人間の嗅覚研究の最先端の知見にも触れることが出来る。日本人にはわかりにくい表現もある「ワインの香りを表現する言葉」を「日本人がわかる言葉」にまとめ直すとともに、個々のワードの香りの特徴について、実例を挙げてわかりやすく解説。さらには、付録のアロマカードでそれらの香りを体感しながら学習できるようにもなっている。今までにない好企画。
読了日:01月08日 著者:東原 和成,佐々木 佳津子,渡辺 直樹,鹿取 みゆき,大越 基裕


ガーンジー島の読書会 (上)■ガーンジー島の読書会 (上)感想
☆☆☆★
第二次大戦時、ドイツの支配下にあったガーンジー島では、住民たちが偶然のきっかけから「読書会」を開いていた。前編書簡形式で、登場人物の関係や背景、戦時下の島での日常などが徐々に明らかになっていく構成、生き生きとした手紙の文体が面白い。上巻ラスト、読書会メンバーとの膨大な往復を経て、主人公はついに島に旅立つ。
読了日:01月13日 著者:メアリー・アン・シェイファー,アニー・バロウズ


ガーンジー島の読書会 (下)■ガーンジー島の読書会 (下)感想
☆☆☆
主人公が島に渡ってからはとんとん拍子に話が進む感じがして一本調子かな、と、思ったんだけど、最後の仕掛けにはちょっとクスリ(笑)。まあ、島の過去が重いので、このくらい楽天的な物語の方がよかったのかも。
読了日:01月15日 著者:メアリー・アン・シェイファー,アニー・バロウズ


映画秘宝EX 劇場アニメの新時代 (洋泉社MOOK 映画秘宝EX)■映画秘宝EX 劇場アニメの新時代 (洋泉社MOOK 映画秘宝EX)感想
☆☆☆★
『この世界の片隅に』が表紙で、それ目当てに買ったのではあるが、『ひるね姫』『ガルパン』から、アニメ監督のゆりかごとしての『クレヨンしんちゃん』映画まで語り倒すことで、業界内の全体像を浮かび上がらせようとする編集の妙。エディター趣味的に、こういうムックを編集できた人がうらやましい!
読了日:01月18日 著者:


好みのワインがパッと選べる うま得ワイン入門―味別リスト&マルチインデックスで250本紹介!■好みのワインがパッと選べる うま得ワイン入門―味別リスト&マルチインデックスで250本紹介!感想
☆☆★
静岡に本店のあるヴィノスやまざきの社長さんの本。ワインをまとめ買いしたらオマケでいただきました。自社のショップで扱っているワインのガイドが主目的かと思うが、逆にいうと飲んでみたければショップに行けばよい、ともいえるかも。月イチの頒布会はずっとやってるけど、載ってるワインはハズレはないと思います。
読了日:01月19日 著者:


群青のカノン: 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2 (光文社文庫)■群青のカノン: 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2 (光文社文庫)感想
☆☆☆
自衛隊航空音楽隊ラブコメ第2作。前回と比べると「日常の謎」ミステリとしての驚きはやや少なめだけど、新キャラクターも増えてラブコメ成分はパワーアップ?
読了日:01月21日 著者:福田 和代


私のともだち (ウィングス・コミックス)■私のともだち (ウィングス・コミックス)感想
☆☆☆☆★
何の気なしに読み始めて、久しぶりに「身の毛がよだつ」感覚を味わった。表題作は楳図かずおの短編「ねがい」と、まどマギまでも連想させる。他の短編もそれぞれにこわい。これまで「こわいマンガ」と言えば山岸凉子「私の人形はよい人形」を表題作とする自選傑作集を推していたのだが、かなりそれに近いレベル。
読了日:01月23日 著者:那州 雪絵


アニメと鉄道 「鉄道を美しく描くアニメ監督の世界へ」 旅と鉄道2017年増刊12月号■アニメと鉄道 「鉄道を美しく描くアニメ監督の世界へ」 旅と鉄道2017年増刊12月号感想
☆☆☆★
世の中にこんなにアニメがあったのか、と、驚くほどの大特集。そして、鉄の視点ではあらゆる作品に見所が見つかる!
読了日:01月27日 著者:


デビルマン-THE FIRST- (1) (復刻名作漫画シリーズ)■デビルマン-THE FIRST- (1) (復刻名作漫画シリーズ)感想
☆☆☆☆
買ってしまった。届いた。読んだ。何も足さない、何も引かない『デビルマン』。実は単行本でしか読んだことなかったので、このサイズでは初体験。内容は熟知しているはずなのに、けっこう興奮するものだ。
読了日:01月29日 著者:永井豪とダイナミックプロ


SHOE DOG(シュードッグ)SHOE DOG(シュードッグ)感想
☆☆☆
ナイキ創業者の自伝小説。なんという綱渡り。それにしても、ジョブズといい、この人といい、なぜ、禅にのめり込んで世界を放浪して、起業するんだろう。もしかして、日本人に欠けているのは禅にかぶれること!?
読了日:01月31日 著者:フィル・ナイト

読書メーター

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://k-takoi.asablo.jp/blog/2018/02/01/8780217/tb